受験生になると、学校や塾、会場での模擬試験や実力テストなどの回数が多くなってきます。
模試や実力テストなどは、求められる範囲も広く、その対策が困難なものになります。
定期テストであればだいたい、2週間前にはテスト範囲が配られ、直前には部活も休みになるので、対策は立てやすいですよね。
対して、模試や実力テストに関しては、より長期的な視点で対策をすることが求められます。
言い換えればそれは、普段からの学習が物を言う訳です。(実力テストとはよく言ったものですね・・・)
身も蓋もない言い方をしてしまうと、直前にテスト対策をしたところであまり意味がない、とも言えてしまいます。
そうは言っても、夏休み明けにすぐテストがある、となると何かしら前向きにできるのではないか?、今さら対策はできなくても何か点数を伸ばす方法があるのではないか?と足掻いてしまう人もいるのではないでしょうか?
そんな人に向けて、模試や実力テストを受けるにあたっての心構えや準備のコツなどをお知らせしたいと思います。
①目標点を明確に!
月並みではありますが、自分の実力を客観的に見て、それに見合った目標を設定することは大事です。何も考えずに漠然とテストに臨むのではなく目標に近づけられるようにしましょう。
②弱点を見定める!
自分の弱点って知っていますか?「わたしは国語が苦手」とか「数学はいつも点数が取れない」とかではなく、もう少し具体的な弱点を把握すると問題への取り組み意識も変わります。例えば、「国語では漢字が苦手だから、テスト前に確認しよう」とか、「数学では計算ミスをしてしまうから、見直しをしよう」とかですね。自分の弱点を知れば、そこに点数を上げるコツがあります。
③本番を意識する!
模擬試験や実力テストは公立高校入試の形式を真似して作っているものです。本番を意識して問題に取り組むことはとてもよい練習になります。問題の形式に慣れるだけでなく、試験中の緊張感や、時間の使い方、そういったものを意識して、経験として自分の実力を培っていきましょう。
いくつか挙げていきましたが、受験勉強の期間が残り半年ぐらいと考えると、出来ることやるべきことも限られてきます。模試や実力テストを有意義なものにするためにしっかり意識をしていきましょう!