城南コベッツ本厚木教室

グローバル化する社会の問題点を学び、その解決策を研究する学部です。交通手段の発展、通信手段の発展、人の行き来や経済活動のグローバル化によって、文化も政治、経済など様々なことがもはや「自分の国だけ」では考えられない時代になっています。そのような時代における国際的諸問題の解決を目指すのが国際系学部の目的です。学部の特性上、語学力の養成を重視している大学が多いのも特徴です。

【文化系】

　比較文化、比較言語、国際コミュニケーション、異文化理解、地域研究などが主な研究テーマとなります。言語や文化の違いとその差異がどのような歴史的背景から発生したものなのか、そしてそれが現在の国民性にどのように反映されているのかなど、自国だけでは到達しづらい問題について、他国と比較することで解決を目指します。語学力の養成も高いレベルで行われるため、文学部系統志望者で国際社会に興味のある受験生に向いている学問系統と言えるでしょう。

【関係系】

　国際政治（安全保障問題、外交問題）、国際経済（貿易問題、企業論）、国際社会（国際結婚、難民問題）などが主な研究テーマとなります。これらがどのような地理的背景、歴史的背景によって発生しているのか、そしてどのように平和的かつ継続的な解決になり得るのか、またそのために必要な取り組みなどを研究します。文化系と同じく、語学力の養成も高いレベルで行われるため、法学、経済学、社会学系志望者で国際社会に興味のある受験生に向いている学問系統と言えるでしょう。