城南コベッツ綾瀬中央教室

Tel:0467-79-5120

  • 〒252-1127 神奈川県綾瀬市早川城山5丁目2-18 1階
  • 小田急・相鉄・JR海老名駅より相鉄バス「嫁ヶ久保」バス停 徒歩3分

受付時間:14:00~22:00/日祝休

  • 1対2個別指導
  • オンライン個別指導
  • 総合型・学校推薦型選抜対策
  • ジュニア個別指導
  • りんご塾(算数オリンピック対策)
  • 英語検定試験対策
  • 定期テスト対策
  • 大学入試一般選抜対策
  • 高校入試対策
  • 中学受験対策

2023.10.19

2023年の共通テストの英語の問題について、設問ごとにポイント解説を行います。各設問を解くにあたりどういう点を意識して解くべきか、というところまで触れてまいりますので、これから共通テスト対策をする場合や、実際に問題を解いた後の振り返りの参考にしてください。

今回は第1問です。

■第1問A

告知を見てその内容に答える問題です。例年第1問はA,Bとも易しい問題になっており、あとのことを考えると短時間で抜けたい問題ではあります。

●問1
handout(配布物、配布資料)を読んだ後に何をするのか、という問いです。

長文問題では、設問を先に見ておくか、文章を先に読んでから解くか、という問題がありますが、基本的に共通テストでは先に設問を確認してから文章を読むほうが圧倒的に効率的です。この時、選択肢まで読んでおくかどうか、ということについては個人差がありますが、選択肢の内容を覚えておけるのなら読んでおくべきですが、そうでなければ設問だけに目を通しておくだけでも違います。

この問1では、およそどのあたりに必要とする情報が書いてあるのかが見当がつきやすいので、先に設問を読んだ場合にはすぐに見つけられると思います。

表の下部に、「Fill in the form below and hand it in to your teacher today.」とありますので、選択肢1「Complete and hand in the bottom part」が正解です。

ここで一つポイントがあります。「hand in」がもしわからなかった場合でも、文章中でも選択肢でもhand inを使っていますので、比較的選びやすくはありますが、長文問題に慣れている場合、同じ表現を使っているとかえって不正解の心配がある、というように思う人がいるとおもいます。正直、第1問のAなのでそこまでの難しい問題はないとは思われますが、かえって心配になって時間をかけた人がいるかもしれません。
※hand inは「提出する」です。

なお、文章中のfill inは記入する、という熟語、completeは「完成させる」が基本的な意味なので、両者はやはり同じことを言っています。

●問2
両者のパフォーマンスについて言えることは?という問題です。

選択肢それぞれが文章中に一部書いてある情報なので丁寧に確認する必要があります。不正解の選択肢について、はっきりと不正解であることを確認する時間はあまりないので、基本的には正解の選択肢を1発で見抜きたいところです。

選択肢4「You can meet performers at the theaters.」の内容について、「Together Wherever」の方では、「Actors available to talk in the lobby」、「The Guitar Queen」の方では「Opportunities to greet the cast in their costumes before the show starts」とあるので、両者で触れているので正解です。
available は「利用できる、得られる」、opportunities[「機会」、greet「挨拶する」です。語彙力が必要となる問題でした。


■第1問B

ホームページ(website)内容を見て答える問題です。

●問1
 すべてのGISのインストラクターについて言えることを選ぶ問題です。

コースが3つあり、3つのコースのインストラクターについて探す問題です。文章を読んでいくとはじめの方にまとめて答えが書いてある問題ではないので、問2や問3の設問も頭に入れながら読んでいくことになります。ピンポイントで答えが書いてある問題と、広く問題を読んで判断する問題があるので、どこかに書いてあるはずだ、と前半を何度も読み返してしまうということのないようにする必要があります。こういったところをたくさんの問題を解きながら、慣れていく必要があります。

解答としては3つのコースそれぞれに、「いくつかの国で」、「ニューヨーク、ロンドン、シドニーで」、「たくさんの国で」のように記載されているので、選択肢3「worked in other countries」が正解です。

●問2
最終日に何をするのか、という問いです。
こちらも3つのコースそれぞれが最終日の記載があるのでそれを確認する必要があります。
「FOREST」コースでは文法を習い、スピーチの練習をおこないますが、最終日はスピーチコンテストに参加するとあります。
「MOUNTAIN」コースではグループでskit(寸劇)を英語で行うコースで、最終日はキャンパー全員でskitをする、と書いてあります。
「SKY」コースではディベートのスキルやcritical thinkingを学ぶとあり、最終日にshort debateを行うとあります。
これを踏まえて選択肢3を見ると「show what they learned at the camp」(キャンプで習ったことを見せる)というように、まとめた表現がありますので、これが正解です。

他の選択肢の内容は書かれていないのですが、文章中にいくつかの同じ表現をつかっているので、きちんと文の内容を踏まえずに、単語だけで選ぶとこちらは間違えてしまう問題になっています。

●問3
申込をした後に何があるか、という問題です。
本文の「Application」の項目に、「we'll contact you to set up an interview to assess your English ability and ...」とあります。
これが選択肢3「Your English level will be checked.」と同じ内容ですので、これが正解です。assessは「評価する」ですので、「check」の言い換えになっています。

この問題はピンポイントで探しやすい問題になっていました。



■重要単語・熟語・表現

●第1問A

・handout「配布物」
この単語は意味もそうですが、hand out「配る」という熟語を知っているでしょうか。
離れれば句動詞になり、くっつくと名詞になります。片方の意味が分かられば覚えやすいと思います。

・refreshment「軽食」
本文ではこの後ろにsnacks & drinksという補足がついているので知らなくても問題はありませんが、告知などにはよく使われる表現ですので覚えておきたいところです。

・fill in / fill out 「記入する」
どちらも「記入する」と訳されることのある熟語で、人によっては同じように使う、イギリスでは、アメリカでは、などともいわれることのあるものです。
fill inの方が一部分、fill outの方が全部、など言われることも多く、
fill in the blank(空欄を埋める)
fill out the form(フォームに記入する)
のように使われるものをよく目にします。
fill outは問1の選択肢に使われいていました。


●第1問B
・intensive 「集中的な」
本文ではGISという団体が実施しているIntensive English Summer Campという固有名詞で出てきているので全体的な理解度には影響しませんが、比較的頻出単語です。Intensive English Summer Campは「夏期集中英語キャンプ」というイメージです。

・accomodation「宿泊施設」
この単語自体の意味も重要ですが、動詞「accomodate」(収容する、適応させる)なども重要です。

・take part in「参加する」
「参加する」は大学受験ではたくさん登場します。複数覚えておきたいところです。
attend, join, participate in などとあわせて覚えましょう。

・assign「割り当てる」







綾瀬市の学習塾
城南コベッツ 綾瀬中央教室

2023.10.02

4回目は大和高校の合格の目安についてのご紹介です。

大和高校は偏差値としては63~65という難易度を誇る、いわゆる難関校の1つです。
現在の神奈川県の公立高校は、県内に在住であればどこの高校でも選べますが(横浜、川崎の一部の市立高校は学区があり、他学区から受験の場合は人数制限があります)、以前は学区というものがあり、大和高校は旧学区のトップ校にあたります。

現在では、学区という言い方はしないものの、いわゆる「県央地区」では厚木高校に次ぐ難易度の高校にあたります。

倍率としては過去3か年の平均では約1.46倍となっており、非常に高倍率の学校になります。
他の地区の同程度の高校で同じ数値を取ってみると、
希望ヶ丘:1.46
光陵:1.32
横須賀:1.21
鎌倉:1.39
相模原:1.22
小田原:1.23
となっており、人気の高さがお分かりになると思います。

さて、ではここで、合格の目安をご紹介すると

内申:123/135 入試点:415点/500点

内申123は3で割ると41ですので、1回の内申で5が5つ、4が4つという数値です。
旧学区トップ校を受験するのであれば、40という内申は最低条件かと思います。基本的に5という内申は学校のテストで90点以上は取りたいところです。80点台で5がつくこともありはしますが、80点後半で、授業の小テストでしっかり得点し、提出物が完璧であれば、3年2学期に5が付くということは比較的見られるケースではあります。

内申が40を超えるためには技能教科でも5が付く必要がありますが、これらの教科では定期テストはもちろんのこと、実際の技能がすぐれていないと5がつきません。なお、技能テストが非常に優れていれば定期テストで多少点を落としてしまっても5がつくことは非常によく見られますが、逆に定期テストが9割を超えても、実際の技能面で苦手なものでは、3がついてしまうということもありますので、ある意味これは割り切ってしまうしかないように思います。

そうなると、技能教科で5を取れない場合には旧学区トップ校には行けないのかというとそうではありません。

神奈川県の入試では、第2次選考という形で、主に当日の入試点で合否を決める制度があるので、旧学区トップ校を受験する場合は第2次選考を利用することを考える人も多いとは思います。(第2次選考の詳細はここでは割愛いたします)

とはいえ2次選考を踏まえて受験するとなるとかなりリスクが上がりますので、私立高校の併願をしっかりと考えて受験することにはなるでしょう。


入試点415点は5教科平均83点です。これをさらに5教科ごとの目標点を決めることになりますが、400点を越えてくる場合の目標設定は中堅校の場合とはかなり異なります。

中堅校の場合は基本的に、国語と数学の目標点を設定し、他を決めるというようにすることが多いですが、旧学区トップ校受験する場合は、9割をどの教科でとるのか、というのがポイントになってきます。

まず、9割を一番取りやすいのは国語かと思います。国語は多くの年で一番平均が高くなり、満点が出やすい教科でもあるため、国語の9割は死守することになります。

次に9割を狙うなら英語でしょう。全体的な視点で見ると5教科の中では平均が低くなることが多く、決して易しいテストではないのですが、出題形式が比較的固定化されていることを考えると、トップ校受験者にとっては、極端に難易度の高いものではありません。

ですので、この2教科で90点ずつというのは基本的な考え方になるでしょう。

さて、残りの教科ですが、ここで一つ大きなポイントになる教科があります。やはり数学です。

神奈川の数学は70点を越えられるかどうか、というのが大きな課題となります。始めに5教科平均83点と書きましたが、70点を取るのでさえ実は大変なので、国語の貯金は大きくなりますし、数学が苦手な人は英語でのさらなる貯金はある意味必須です。

そして数学は正答率5%前後の問題が毎年3問出題されますが、これらは1問5点なので、9割を目標というのは、基本的には「神奈川の数学は余裕」と言える人だけです。高く設定しても8割、基本的には70点か、75点目標というのが現実的ではないでしょうか。

実際の合格者は5教科の中で数学が一番低いという人は非常に多く、数学が60点台で他の教科で高得点を取って合格というのは普通の合格のパターンです。

最後に理科・社会ですが、これらは実は毎年難易度が変動しやすく、目標点通りに行きにくいのがこの2教科です。ただ近年は易し目になっている印象もありますし、上記のように基本的には数学が一番低くなることがおおいので、これらの教科は8割を基本ラインで考えるのが良いでしょう。

これらをまとめると5教科それぞれの目標は以下のような点を軸に考えるとよいと思います。

英語:92点 数学:70点 国語:93点 理科:80点 社会:80点

端数の5点は上記では、英語と国語に振りましたが、特に大きな意味はありません。英語・国語に比べて理科・社会が得意であればそちらに回すことになるでしょう。

英語がやや苦手で9割にのらない場合は、基本的には理科や社会で補うことになりますが、少なくとも9割を超えられる教科を2教科、ないし3教科つくる、というのがこの難易度帯の学校を受験する際の対策となるでしょう。

なお、大和高校では特色検査を実施しています。大和高校の場合はS値1000点に加えて100点分を追加して合否を判断しています。特色検査の詳細、内容はここでは割愛しますが、およそ100点満点で50点を取れていれば、他の受験生に大きく劣ることはありません。明確に頻出問題があるわけではないので、対策が取りづらいのが原因ですが、過去問を解きながら、柔軟な対応ができるように練習していくことが大切です。共通問題では英語の長文問題が出題されることがおおいので、この対応は不可欠です。

大和高校の選考基準は内申:入試点で4:6となっています。内申の不足分を補うのに入試で2.46点多くとればよい計算です。

上記の目安では内申41というように紹介しましたが、これが内申オール5だとすると、135ポイント中では12ポイント分のプラスとなるため、2.46×12=29.52となり、本番で約30点分余裕ができることになります。これは5科目で400点を切っても合格の可能性があるということになります。大和高校を受験する生徒さんの中には高内申の生徒さんが基本的には多いので、こういった点は目標点決定の際には大きく影響すると思います。

大和高校の受験をお考えの方は是非ご参考になさってください。

綾瀬市の個別指導塾
城南コベッツ 綾瀬中央教室

2023.10.02

☆定期テスト対策勉強会☆
学校のテスト教科書・問題集を持って、城南コベッツ綾瀬中央教室へ! 参加費・教材費無料
綾瀬中央教室では、週末を中心に教室を開放して、勉強会を実施しています。
詳細につきましては、決定次第ご連絡させていただきます。
現在城南コベッツに通われていない方の参加もできます!

無料体験授業」は随時受け付けておりますので、
城南コベッツの学習法・雰囲気を知りたい方は
お気軽に城南コベッツ綾瀬中央教室までお問い合わせください。

【お申込方法】
・電話でお申込み:城南コベッツ綾瀬中央教室 (0467-79-5120)
・WEBからお申込み:こちらに必要事項をご入力ください。

綾瀬市の個別指導塾
城南コベッツ 綾瀬中央教室
電話:0467-79-5120