綾瀬中央教室のメッセージ
共通テスト英語 2021英語設問別ポイント解説 ~第4問
2022.02.05
第4問の解説になります。2021年の共通テストで一番照らし合わせの多い問題になります。
【第4問】
2つの文章と、2つの表、一つのグラフを照らし合わせる問題でした。第3問まででどのくらいの時間をかけているかにもよりますが、ここで大きく時間を失って第5問、第6問の時間が無くなってしまうというケースが考えらえます。今後の傾向にもよりますが、問題全体を見渡して、どこから先に解くのか、という作戦を考えることも場合によっては必要でしょう。
問1
姉妹校の生徒が何時の電車を利用するかという問題になります。一つ目の文を読むと第1段落に「9:39」という情報がありますが、これのみでこたえると誤答となります。本文をよく見るとこの情報の書いてある文は相手に対する質問になっており、その返答はもう一つの文書に書いてあります。問題の設定をよくつかんでおいて、1つ目の文書の第1段落を読んだあとに、2つ目の文書を読むという対応ができるとよいでしょう。
そのあと、帰ってくる電車の情報を読み取りますが、この情報を探すためには、結果的には2つ目の文書の最後に手掛かりがありますが、当然試験中はそのことはすべてを読まないといけませんので、ある程度情報が散っていると感じたら他の設問も見ておいて、しっかり問題文を読む必要があるでしょう。
なお、帰りの電車の情報は、2つ目の文書に、6:30の夕食に間に合うように、ということと、駅からホテルが徒歩で数分、という情報を見つけて回答することになります。
問2
この日のスケジュールの予定をスケジュール表の時間に沿って順番を答える問題です。本文には時間は書いていないので、きちんと問題を読んで答えることになります。特に難しい言い方はしていないので、きちんと読めば判断できる問題です。水族館へは一番すいている時間に行く(ここでグラフを照らし合わせます)、植物園には午後の早い時間に行く(表の13:30に該当)、お土産を買いに行くが、1日中持ち歩かないようにする(ショッピングモールは最後)、という情報で正解を選びます。
問3
雨が降らなかった場合の食事の場所を問われています。2つ目の文書に、昼食はあなたの言った像の下で食べよう、という記載がありますが、この像については1つ目の文書に書かれています。このとき、像の記述があったことを覚えていればすぐに検索できることになります。普段から本文の内容を頭に入れながら読むような習慣をつけていきましょう。
問4
この日に使わなかった交通手段を問われています。この問題を解く際にもう一度すべての文を読むことになると大幅に時間が取られます。先に設問を確認しておけたが大切でした。
問5
3番目の意見として何がふさわしいかという問題ですが、3番目の「提案」について2つ目の文書に記載があります。この問題の選択肢4つは実は本文にはどこにも書かれていないので、単純にどこにこれらの選択肢があるか、という探し方をしてしまうと大幅に時間が取られます。この問題は3つ目の提案は念のためもう一つ選択肢を持っておこうということですが、これを科学の知識に関係するところで選ぶという記載があります。選択肢の中では宇宙センターがこれにあたります。
■重要単語・熟語・文法
●be supposed to~「~することになっている」
この本文では大きく影響する熟語ではありませんでしたが、非常によく出てきますので、しっかり覚えておきましょう。
●discuss「~のはなしをする、~の討論をする」
この動詞が他動詞なのは非常に重要です。よくある間違えとしてdiscuss aboutとしてしまうものですが、aboutなどの前置詞をつけてはいけません。直接名詞を取りますので気を付けましょう。
●botanical garden「植物園」
botanicalという単語は「植物の」という意味ですが、字で見るとわからなくても「ボタニカル」という音で聞き覚えるのある人はいませんでしょうか。最近はテレビでシャンプーのCMなどで耳にすることがあります。こうした身の回りで出会うことのできる言葉は覚えやすいですので 、確認しておきましょう。この問題では固有名詞として出てきているので、知らなくても影響しませんが、こうした機会で覚えておくとよいと思います。
●souvenir「おみやげ」
日常的に使われる言葉で意外と知らないものは多いと思いますが、そのうちの一つがこの単語でしょう。フランス語由来の単語ですので、読み方も独特です。一度確認しておきましょう。
●statue「像」
これはStatue of Libertyを覚えておくと覚えやすいのではないでしょうか。「自由の女神」のことです。あわせてliberty「自由」も覚えれられますね。
【第4問】
2つの文章と、2つの表、一つのグラフを照らし合わせる問題でした。第3問まででどのくらいの時間をかけているかにもよりますが、ここで大きく時間を失って第5問、第6問の時間が無くなってしまうというケースが考えらえます。今後の傾向にもよりますが、問題全体を見渡して、どこから先に解くのか、という作戦を考えることも場合によっては必要でしょう。
問1
姉妹校の生徒が何時の電車を利用するかという問題になります。一つ目の文を読むと第1段落に「9:39」という情報がありますが、これのみでこたえると誤答となります。本文をよく見るとこの情報の書いてある文は相手に対する質問になっており、その返答はもう一つの文書に書いてあります。問題の設定をよくつかんでおいて、1つ目の文書の第1段落を読んだあとに、2つ目の文書を読むという対応ができるとよいでしょう。
そのあと、帰ってくる電車の情報を読み取りますが、この情報を探すためには、結果的には2つ目の文書の最後に手掛かりがありますが、当然試験中はそのことはすべてを読まないといけませんので、ある程度情報が散っていると感じたら他の設問も見ておいて、しっかり問題文を読む必要があるでしょう。
なお、帰りの電車の情報は、2つ目の文書に、6:30の夕食に間に合うように、ということと、駅からホテルが徒歩で数分、という情報を見つけて回答することになります。
問2
この日のスケジュールの予定をスケジュール表の時間に沿って順番を答える問題です。本文には時間は書いていないので、きちんと問題を読んで答えることになります。特に難しい言い方はしていないので、きちんと読めば判断できる問題です。水族館へは一番すいている時間に行く(ここでグラフを照らし合わせます)、植物園には午後の早い時間に行く(表の13:30に該当)、お土産を買いに行くが、1日中持ち歩かないようにする(ショッピングモールは最後)、という情報で正解を選びます。
問3
雨が降らなかった場合の食事の場所を問われています。2つ目の文書に、昼食はあなたの言った像の下で食べよう、という記載がありますが、この像については1つ目の文書に書かれています。このとき、像の記述があったことを覚えていればすぐに検索できることになります。普段から本文の内容を頭に入れながら読むような習慣をつけていきましょう。
問4
この日に使わなかった交通手段を問われています。この問題を解く際にもう一度すべての文を読むことになると大幅に時間が取られます。先に設問を確認しておけたが大切でした。
問5
3番目の意見として何がふさわしいかという問題ですが、3番目の「提案」について2つ目の文書に記載があります。この問題の選択肢4つは実は本文にはどこにも書かれていないので、単純にどこにこれらの選択肢があるか、という探し方をしてしまうと大幅に時間が取られます。この問題は3つ目の提案は念のためもう一つ選択肢を持っておこうということですが、これを科学の知識に関係するところで選ぶという記載があります。選択肢の中では宇宙センターがこれにあたります。
■重要単語・熟語・文法
●be supposed to~「~することになっている」
この本文では大きく影響する熟語ではありませんでしたが、非常によく出てきますので、しっかり覚えておきましょう。
●discuss「~のはなしをする、~の討論をする」
この動詞が他動詞なのは非常に重要です。よくある間違えとしてdiscuss aboutとしてしまうものですが、aboutなどの前置詞をつけてはいけません。直接名詞を取りますので気を付けましょう。
●botanical garden「植物園」
botanicalという単語は「植物の」という意味ですが、字で見るとわからなくても「ボタニカル」という音で聞き覚えるのある人はいませんでしょうか。最近はテレビでシャンプーのCMなどで耳にすることがあります。こうした身の回りで出会うことのできる言葉は覚えやすいですので 、確認しておきましょう。この問題では固有名詞として出てきているので、知らなくても影響しませんが、こうした機会で覚えておくとよいと思います。
●souvenir「おみやげ」
日常的に使われる言葉で意外と知らないものは多いと思いますが、そのうちの一つがこの単語でしょう。フランス語由来の単語ですので、読み方も独特です。一度確認しておきましょう。
●statue「像」
これはStatue of Libertyを覚えておくと覚えやすいのではないでしょうか。「自由の女神」のことです。あわせてliberty「自由」も覚えれられますね。