綾瀬中央教室のメッセージ
サイレントe(silent-e)で単語暗記が10倍楽に?!
2022.03.20
皆さんは英単語をどのように覚えますか?
特に英語を習い始めたばかりのころは、同じ単語を10回書く、というような漢字の練習のように覚えるという人も少なくないと思います。
ですが、そもそも英語は読み方とつづり方に本来関連がありますので、実は読み方を覚えてしまえば、ある程度単語は書けるようになります。
とはいえ、英文法と同じで、理論先行で学習してもできるようになりにくいということは当然ありますので、ある程度始めは書いて練習することも大切です。当然アルファベットを書くことに慣れていなければ、単語をたくさん書く練習は有効です。
ですが、ある程度基本単語が入ってきた段階で、その単語のつづりがどうしてそのようなものになっているか、ということを覚えていくと、だんだんと書く練習は少なくなってきます。
これが、「フォニックス」と呼ばれる、英語のつづりと発音を関連付けたルールのことで、このルールに慣れてくると、単語を覚える時間が格段に減っていきます。
小中学生の英語学習は英単語や英文を書くことが多いので(高校生の英語学習は英語を見て意味を考えることが多くなります)、ぜひ覚えておきたいものです。
たとえば、dictionary(辞書)を考えます。この単語は「ディクショナリィ」と発音しますが、
ディ「di」ク「c」ショ「tio」ナ「na」リィ「ry」
となり、それぞれ発音にアルファベットをあてていく形になります。
これを、単なる文字の羅列を覚える作業のようにしてしまうので単語が覚えられないという子が少なくありません。
ですが、このようなケースでも上記のように練習してみると、tionのところだけやや難しいですが、あとは比較的簡単に覚えらえる場合が多いです。
さて、ここで、タイトルにある「サイレントe」に話を移しましょう。
これもフォニックスのルールの一つなのですが、英単語の中にはこのルールで出てきている単語が非常に多くあり、これを知っていると、より多くの単語を覚えやすくなります。
フォニックスの基本的なルール、アルファベット単独の音で「like」を考えると「リケ」となってしまいますが、これは当然「ライク」なわけです。
これがなぜそうなるかですが、これは語尾の「e」が関係しています。
語尾のeは通常「エ」と発音するはずが、「ライク」と発音すると
このeは発音されないことになります。これを「サイレントe(silent-e)」と言います。
(マジックeということもあるそうです)
このサイレントeがあるとその前にある母音がアルファベット読み(長母音)になるというルールが英単語にはあります。
ですから、likeの場合、サイレントeの影響で、iが「イ」でなく「アイ」と発音され、lの「ル」の音とつながって、「ル・アイ」→「ライ」となっています。
このようなものを含む単語は中1でもたくさん習います。
たとえば、
nice「ナイス」、make「メイク」、lake「レイク」、ride「ライドゥ」、take「テイク」、
face「フェイス」、cute「キュートゥ」、joke「ジョウク」、write「ライトゥ」
などなど、比較的初期に習う単語でもこのルールがいきていますので、こういったことを意識しておけば、今後単語暗記も楽になるはずです。
なお、このサイレントeはすべての単語に言えるものではありません。あくまで原則ということで、例外もたくさんあります。haveやcomeがそれにあたります。とはいえ、比較的多くの単語にあてはまりますので、覚えておけば便利なことは間違えないでしょう。
ちなみに、このサイレントeを含む単語ですが、語尾のeが取れると、その前の母音は「ア、イ、ウ、エ、オ」読み(短母音)に戻ります。すべての単語でeを取ったものが、存在するわけではないですが、たとえば、上記の単語であれば、
ride「ライド」→rid「リッドゥ」(除く)
cute「キュートゥ」→cut「カットゥ」(切る)
write「ライト」→writ「リットゥ」(令状)
などは、eを取っただけで、別の意味の単語になります。。
なお、これらのルールは動詞のingのつけ方にも影響しています。
sitにingをつけるとsittingのようにtを重ねるのですが、
これは重ねないでsitingとしてしまうと、「サイティング」のように発音してしまうからです。sitingのもとの形はsiteですので、iがアルファベット読みになってしまいます。
sittingではtを重ねることでiを「イ」と読むようにしています。
※siting「用地決め」
本当に10倍楽になるかはわかりませんが、10回書かなくて済むと考えると、10倍楽になるといえるかもしれませんね。
綾瀬市の学習塾
城南コベッツ 綾瀬中央教室
特に英語を習い始めたばかりのころは、同じ単語を10回書く、というような漢字の練習のように覚えるという人も少なくないと思います。
ですが、そもそも英語は読み方とつづり方に本来関連がありますので、実は読み方を覚えてしまえば、ある程度単語は書けるようになります。
とはいえ、英文法と同じで、理論先行で学習してもできるようになりにくいということは当然ありますので、ある程度始めは書いて練習することも大切です。当然アルファベットを書くことに慣れていなければ、単語をたくさん書く練習は有効です。
ですが、ある程度基本単語が入ってきた段階で、その単語のつづりがどうしてそのようなものになっているか、ということを覚えていくと、だんだんと書く練習は少なくなってきます。
これが、「フォニックス」と呼ばれる、英語のつづりと発音を関連付けたルールのことで、このルールに慣れてくると、単語を覚える時間が格段に減っていきます。
小中学生の英語学習は英単語や英文を書くことが多いので(高校生の英語学習は英語を見て意味を考えることが多くなります)、ぜひ覚えておきたいものです。
たとえば、dictionary(辞書)を考えます。この単語は「ディクショナリィ」と発音しますが、
ディ「di」ク「c」ショ「tio」ナ「na」リィ「ry」
となり、それぞれ発音にアルファベットをあてていく形になります。
これを、単なる文字の羅列を覚える作業のようにしてしまうので単語が覚えられないという子が少なくありません。
ですが、このようなケースでも上記のように練習してみると、tionのところだけやや難しいですが、あとは比較的簡単に覚えらえる場合が多いです。
さて、ここで、タイトルにある「サイレントe」に話を移しましょう。
これもフォニックスのルールの一つなのですが、英単語の中にはこのルールで出てきている単語が非常に多くあり、これを知っていると、より多くの単語を覚えやすくなります。
フォニックスの基本的なルール、アルファベット単独の音で「like」を考えると「リケ」となってしまいますが、これは当然「ライク」なわけです。
これがなぜそうなるかですが、これは語尾の「e」が関係しています。
語尾のeは通常「エ」と発音するはずが、「ライク」と発音すると
このeは発音されないことになります。これを「サイレントe(silent-e)」と言います。
(マジックeということもあるそうです)
このサイレントeがあるとその前にある母音がアルファベット読み(長母音)になるというルールが英単語にはあります。
ですから、likeの場合、サイレントeの影響で、iが「イ」でなく「アイ」と発音され、lの「ル」の音とつながって、「ル・アイ」→「ライ」となっています。
このようなものを含む単語は中1でもたくさん習います。
たとえば、
nice「ナイス」、make「メイク」、lake「レイク」、ride「ライドゥ」、take「テイク」、
face「フェイス」、cute「キュートゥ」、joke「ジョウク」、write「ライトゥ」
などなど、比較的初期に習う単語でもこのルールがいきていますので、こういったことを意識しておけば、今後単語暗記も楽になるはずです。
なお、このサイレントeはすべての単語に言えるものではありません。あくまで原則ということで、例外もたくさんあります。haveやcomeがそれにあたります。とはいえ、比較的多くの単語にあてはまりますので、覚えておけば便利なことは間違えないでしょう。
ちなみに、このサイレントeを含む単語ですが、語尾のeが取れると、その前の母音は「ア、イ、ウ、エ、オ」読み(短母音)に戻ります。すべての単語でeを取ったものが、存在するわけではないですが、たとえば、上記の単語であれば、
ride「ライド」→rid「リッドゥ」(除く)
cute「キュートゥ」→cut「カットゥ」(切る)
write「ライト」→writ「リットゥ」(令状)
などは、eを取っただけで、別の意味の単語になります。。
なお、これらのルールは動詞のingのつけ方にも影響しています。
sitにingをつけるとsittingのようにtを重ねるのですが、
これは重ねないでsitingとしてしまうと、「サイティング」のように発音してしまうからです。sitingのもとの形はsiteですので、iがアルファベット読みになってしまいます。
sittingではtを重ねることでiを「イ」と読むようにしています。
※siting「用地決め」
本当に10倍楽になるかはわかりませんが、10回書かなくて済むと考えると、10倍楽になるといえるかもしれませんね。
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