2022.10.28
今回は、教科指導についてのお話です。
私自身が授業を行う中でよく感じるのが、
生徒によって「わかりやすい説明」は異なる、ということです。
もう少し言葉にすると、
大きく「直観派」と「理論派」にわかれると考えています。
例えば、四角形を見て「正方形」か「長方形」か「それ以外」かを
判断する問題があったとします。
「直観派」の生徒であれば、正方形と長方形の見た目を覚えさせ、
例えば正方形であれば真四角のものを探させるようにするとうまくいきます。
「折り紙」や「ハンカチ」をイメージさせても良いですね。
一方で「理論派」の生徒であれば、「4つのかどが直角であるかどうか」を
調べさせ、「4つの辺が同じなら正方形」「違うなら長方形」と分類させます。
こうした説明の方がしっくり来る生徒も実際にいます。
この説明は、どちらが良いといった事はないと考えています。
大事なのは、その子にはどの説明が腑に落ちるのか、といった視点です。
学校教育の弱点は、実はここにあると思っています。
一斉指導である事と、学習指導要領という枠があるため、
良くも悪くも教科書通りの説明に終始する事が多いです。
そのため、全ての生徒にとってわかりやすい説明であるとは限りません。
こういった負の側面を補うのが、個別指導であると考えています。
生徒ひとりひとりの状況に合わせた指導とは、教材選定だけでなく、
教え方にも関わるものであると思います。
私自身が授業を行う中でよく感じるのが、
生徒によって「わかりやすい説明」は異なる、ということです。
もう少し言葉にすると、
大きく「直観派」と「理論派」にわかれると考えています。
例えば、四角形を見て「正方形」か「長方形」か「それ以外」かを
判断する問題があったとします。
「直観派」の生徒であれば、正方形と長方形の見た目を覚えさせ、
例えば正方形であれば真四角のものを探させるようにするとうまくいきます。
「折り紙」や「ハンカチ」をイメージさせても良いですね。
一方で「理論派」の生徒であれば、「4つのかどが直角であるかどうか」を
調べさせ、「4つの辺が同じなら正方形」「違うなら長方形」と分類させます。
こうした説明の方がしっくり来る生徒も実際にいます。
この説明は、どちらが良いといった事はないと考えています。
大事なのは、その子にはどの説明が腑に落ちるのか、といった視点です。
学校教育の弱点は、実はここにあると思っています。
一斉指導である事と、学習指導要領という枠があるため、
良くも悪くも教科書通りの説明に終始する事が多いです。
そのため、全ての生徒にとってわかりやすい説明であるとは限りません。
こういった負の側面を補うのが、個別指導であると考えています。
生徒ひとりひとりの状況に合わせた指導とは、教材選定だけでなく、
教え方にも関わるものであると思います。