藤沢駅前教室のメッセージ
高校で習う「情報」とは?
2022.07.19
今年の高1生より、「情報Ⅰ」が必修教科となっています。
同時に、2年後より「大学入学共通テスト」でも
新学習指導要領における「情報」が扱われ、
国公立大学受験を中心に「必修」となる見込みとなっています。
こちらについて、よく保護者の方からいただく質問について
まとめていきたいと思います。
①「情報」は「数学」の一部ではない
こちら、よく勘違いされるのですが、「数学」の中で「情報」を学ぶのではなく、
別教科として扱われます。(試験・評定も別です)
②「プログラミング実技」についても扱う
「情報Ⅰ」で扱う内容は、以下の4つです。
(1)情報社会の問題解決
(2)コミュニケーションと情報デザイン
(3)コンピュータとプログラミング
(4)情報通信ネットワークとデータの活用
情報・メディア・セキュリティといった座学中心のパートもあれば、
プログラミング・データサイエンスなどの実技を含むパートもあります。
ちなみに、使用するプログラミングは教科書によって異なりますが、
Python(パイソン)が主流のようです。(その他、Scratch(スクラッチ)など)
③「大学入学共通テスト」の試験範囲は「情報Ⅰ」のみ
「情報Ⅱ」は大学入学共通テストにおける試験範囲ではありません。
また、試験内容はペーパーテスト(60分)が予定され、実技は含まれません。
(アルゴリズム等を図示したものをもとに答える形式などはあります)
その他、「情報」科に限らず、数学や社会なども指導要領改訂における変更点が
多いため、注意が必要です。
疑問点などありましたら、お気軽にご相談ください。