2024.12.12
「国語が苦手」という声を耳にすることが以前より多くなりました。
「国語」というと日本では「日本語」のことなのですが、ここでは「学校の国語」を指します。
その「学校の国語」を苦手とする生徒が増えた理由の一つに「読書という文化の衰退」があると私は思っています。
ひと昔前は「読書をする人」や「本」が身近に存在し、読書は生活の一部でした。
本を読む家族の姿を見ることは日常的で、居間や廊下には本棚がありました。
電車の中では多くの人が本や雑誌や新聞を読んでいましたし、公園のベンチや喫茶店でゆっくりと読書を楽しむ人も見られました。
しかしこういうものは今では目にすることが少なくなってしまいました。
家からは本棚が無くなり、パソコンやテレビ・スマートフォンやタブレットを人々は眺めるようになりました。
こういう現代に生きる生徒たちには『故郷』や『字のないはがき』などの物語文でさえ全く面白くないでしょうし、
説明的文章などは読んでも退屈でしょう。『枕草子』や『論語』などの古典に関しては最早苦痛でしかないのではないでしょうか。
ところが学校ではそれらを読まなくてはなりませんし、試験に出題されればそれらについて解答しなければなりません。
どうしたらよいのでしょうか?
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