たまプラーザ教室のメッセージ
たまプラーザ教室 不定期連載企画『思い出の受験生』《 K先生編 》
2025.04.07
たまプラーザ教室 不定期連載企画『思い出の受験生』《 K先生編 》
その2
その2
事の発端は、私が担当から外れなければならなくなったことでした。彼が中学3年生となり、これから本格的な受験勉強が始まるとなった当時、教室が統合され移動することになりました。教職員を目指していた私は教育実習等を控えており、一度城南コベッツを離れることになりました。
私が担当を外れた後、間もなくして彼は退塾してしまいました。結果、高校受験は思うように行かず、志望校とは違う学校に通うことになりました。私の方はその後大学院に進み、教室も移動となりました。当時は彼の力になれなかった事が、本当に悔しかったです。
しかしその後、なんと彼は高校2年生の頃に私を訪ねて来ました。移動となった教室でもう一度通い直す選択をしてくれたのです。今度こそ絶対に彼の力になりたいと、もう一度私が担当することになりました。