緑園都市教室のメッセージ
やる気を出すスイッチは実在する
2021.02.15
やる気を出すスイッチ
「そんなもの、あるわけないだろ」と、思っている君へ・・・
テスト勉強や宿題など、やらなきゃならないことはわかっている。
でも、どうしてもやる気が出ない・・・
そんな時ってありますよね。
それでも我慢して、まずは10分やってみましょう。
嫌でもとにかく机に向かって鉛筆を手に取ろう。
そして漢字や英単語の練習、計算ドリルなど、簡単なものから始めてみて下さい。
途中でやり方がわからなくなり中断してしまうものはお勧めできません。
テンポよく進められるものがよいです。
すると、不思議なことにだんだんやる気になってきます。
これはドイツの精神医学者であるクレペリンが発見した
「作業興奮」という作用です。
鉛筆を持って手を動かしたり、教科書を音読したりしているうちに脳内に
ドーパミンという神経伝達物質が発生し、学習意欲が生じるのです。
いきなり難しい問題から始めてはいけません。
「わからない」「できない」「おもしろくない」「やりたくない」となってしまいます。これではやる気が起きないでしょう。なので、最初はテンポよくできる簡単なものから始めましょう。
すると、だんだん気分がのってくるはずです。
そうすれば、じっくり考えてやる必要がある問題にも取り組めるようになります。
ちなみに学校や塾の授業では最初に英単語や計算、漢字などの小テストを行うことが多いですよね。
また、部活では練習の最初は準備運動です。
これらも最初は簡単なものから始めることで、徐々にやる気を高める効果をねらったものと考えられます。
やる気を出すスイッチは、
勉強を始めると君の脳内に発生して、
勉強を続けていると自動でONになるのです。
だから、スイッチを入れるのは君自身にしかできない・・・
気分が乗らないときでも、とにかくスタートしよう。
簡単なもの・作業的なものから始めよう。