2021.11.18
横浜市教育委員会は、英語の4技能(聞く・話す・読む・書く)の達成度を確認し、
各学校が結果をもとに授業力の向上に生かすものとして、外部検定試験
(=実用英語技能検定、英検)の導入を行っています。
横浜市立の学校に通う中学3年生は、例年10月に実施される
「第2回実用英語技能検定(英検)」を受験することになります。
受験する級は、原則として3級(文部科学省が目安とする中学校卒業程度の
英語力に相当)です。ただし、生徒さんの学習状況や、すでに取得している
などの理由により、5級から2級を受験することも可能です。(5級/中学初級、
4級/中学中級、3級/中学卒業、準2級/高校中級、2級/高校卒業程度が目安)
今年は一次試験が10月1日(金)、二次試験が11月7日(日)に実施されました。
3級以上の一次試験に合格すると二次試験(面接試験)があり、
昨日(11/17)二次試験の合格発表がありました。
英検に合格すると、神奈川県の私立高校入試でよいことがあります。
神奈川県の高校入試では、公立高校志望であっても私立高校を併願します。
私立高校を受験する際に英検3級以上を取得していると、一定の英語力があると
みなされ、「成績加点」されるのです。(準2級以上の取得で加点とする学校、
4級で加点する学校もあります)
今年度(2021年)から新学習指導要領が導入され、中学3年生で
これまで高校で学習する文法を習うなど、英語は難度があがりました。
神奈川県の高校受験を考えるうえでも、英検取得を意識すべきです。
英検は年に現状年3回実施されています。
6月の第一回、10月の第二回、そして1月の第三回です。
中学1年生、2年生のみなさんへのアドバイスです。
まずは、英検4級にチャレンジしてみませんか。
合格して、中学3年生の10月で準2級(2級ならなおよし)を取得しよう!
(※横浜市としてではなく、ぜひ神奈川県としての実施を願っています)