「2022ユーキャン新語・流行語大賞」のノミネート30語を解説します、の3回目です。
21.ヌン活
ホテルやラウンジなどでアフタヌーンティーを楽しむこと。プチリッチな体験で、
インスタ映えするスイーツや紅茶など、若い女性を中心に話題になりました。
22.BIGBOSS
2022年シーズンより、北海道日本ハムファイターズの監督を務めることとなった
新庄剛志監督が名乗った愛称。ちなみに登録名も「BIGBOSS」でしたが、
来シーズンは改名し「SHINJO」のユニフォームで監督として指揮をとります。
23.村神様
セ・リーグ連覇を果たした東京ヤクルトスワローズ主砲、村上宗隆選手の代名詞です。
22歳にして、今年7月に史上初の5打席連続本塁打、10月には歴代本塁打数単独2位となる
56号を達成するなどの活躍を見せました。22歳での本塁打50本到達は史上最年少です。
24.メタバース
インターネット上に構築されるバーチャル空間のことで、「Meta(=超越)」と
「Universe(=宇宙)」を組み合わせた造語です。「メタバース」のいわば元ネタとして
紹介されたのが、ニール・スティーヴンスンの著したSF小説『スノウ・クラッシュ』です。
25.ヤー! パワー!
お笑いタレント・なかやまきんに君がマッスルポーズを披露する際に放つ決め台詞で、
20年以上使い続けています。TikTokなどで若い世代を中心に話題となりました。
26.ヤクルト1000
ヤクルト1000には、なんと1000億個もの乳酸菌シロタ株が含まれています。
その優れた快眠効果に2021年末頃からさらに人気となり、品薄状態になりました。
27.リスキリング
新しい職業に就くために、あるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に
適応するために、必要なスキルを獲得する/させること。
※reskilling=学び直し
28.ルッキズム
外見に基づく差別または偏見のこと。人を見た目で評価し、その容姿の良し悪しによって
扱いを変える外見至上主義。外見こそが人間の価値を測るのに最も重要だという思想。
※lookism=look(外見、容姿)+ism(主義)
29.令和の怪物
千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手が、2022年4月10日に28年ぶりに完全試合を達成。
佐々木投手はこの試合で1試合奪三振数日本記録タイ(19奪三振)、連続打者奪三振記録の
日本新記録(13者連続)、歴代2位の連続イニング奪三振(34イニング)も達成。
※ちなみに、「昭和の怪物」は江川卓投手、「平成の怪物」は松坂大輔投手。
30.悪い円安
円安には、良い面と悪い面があるが、最近の円安は悪い面ばかりが目立っています。
急激に円安が進行し、輸出で利益を得る日本企業にとって悪い影響が出ています。
輸入する原材料費が高くなるなど、賃金が上がらない中での物価上昇により
国民生活が厳しく圧迫されています。
年間大賞やトップテンは、12月1日に発表される予定です。
どれが選ばれるでしょうか?「知らんけど」