2025.01.04
昨年のお正月以来の「覚えておきたい慣用句」です。
今年は「巳年」(みどし/へびどし)です。
ここでは「蛇」を使った慣用句を3つ(4つ)ご紹介します
1.蛇は寸にして人を呑む
蛇は一寸ほどの小さなものでも、すでに人を呑もうとする気迫がある。
すぐれた人物が幼少の頃から抜きんでた素質を示すことのたとえ。
2.蛇に睨まれた蛙
恐ろしいものや苦手なものの前で、身がすくんで動けなくなる状態のたとえ。
蛇にねらわれた蛙が恐ろしさのあまり動けなくなることから。
3.蛇の道は蛇
同類のことは同類が一番よくわかるというたとえ。
蛇の通る道は、他の蛇がよく知っているとの意から。
「蛇」は再生や成長の象徴でもあります。
新年に新しい目標を立ててみましょう!
決して「竜頭蛇尾」にならないように!
4.竜頭蛇尾
始めは威勢がよいが、終わりは全く勢いがなくなること
出典:景徳伝灯録(=けいとくでんとうろく)「惜しむべし竜頭翻(かえ)って蛇尾と成る」