城南コベッツ横浜六浦教室

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横浜六浦教室のメッセージ

鎌倉殿×横浜金沢~瀬戸神社・琵琶島神社・龍華寺

2022.06.04

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」のゆかりの地を多く有する横浜金沢。
金沢八景駅近くでよく見かける「鎌倉殿×横浜金沢」ののぼりは、赤い大きな牡丹がトレードマーク、
「金沢区幸せお届け大使」ぼたんちゃんが「かぶと」をかぶったデザインです。

横浜金沢には、鎌倉幕府を創設した源頼朝やその妻北条政子ゆかりの神社等の史跡があり、
また幕府隣接の港町・六浦湊として栄えた地でもありました。鎌倉殿の13人の一人である
和田義盛の三男・朝夷奈(朝比奈)三郎義秀が一晩で切り開いたという伝説から名がついた
朝夷奈(朝比奈)切通により、江戸や北からの物資は六浦から鎌倉に運びやすくなりました。

1.瀬戸神社
京浜急行「金沢八景」駅からも近い「瀬戸神社」、目の前に広がる平潟湾は
潮の干満で海水が速く流れる「瀬戸」にあたり、神社の名前もそれに由来しています。
一説によると、三嶋大社(静岡県)の三嶋明神が平潟湾の巨岩に飛来して神が宿ったといい、
鎌倉に幕府を開いた源頼朝が、三嶋明神をはるばる招いたとも伝えられています。
祭神は大山祇命(おおやまつみのみこと)で、港の神、海上渡航の神、交易の神として
古来より信仰され、交通安全・旅行安全・商売繁盛の守護神として知られています。
「わたつみの 瀬戸の社の 神垣に 願ひぞみつる 潮のまにまに」伝・源頼朝 詠

2.琵琶島(びわしま)神社
治承4年(1180年)、源頼朝が瀬戸神社を創建した時に、夫人の北条政子が夫にならって、
日頃信仰する近江国(滋賀県)琵琶湖の竹生島(ちくぶじま)弁財天を勧請して、
瀬戸神社の海中に島を築いて創建したと伝えられています。島の形が琵琶に似ているので
「琵琶島弁財天」とも呼ばれています。参道入口の右側に金沢四名石の一つ「福石」があります。
この石は、源頼朝が瀬戸神社参拝のため、平潟湾で禊(みそぎ)をした時に衣服を掛けた石なので
「呉服石」とも、「福石」とも呼ばれたと伝えられています。

3.龍華寺(りゅうげじ)
金沢八景駅から約10分、洲崎に位置しているのが、龍華寺(りゅうげじ)です。
源頼朝が瀬戸神社を建立した後、文覚上人(もんがくしょうにん)とともに瀬戸神社の
別当寺として六浦山中に建てた「蔵福寺(のちに浄願寺と改名)」が始まりといわれています。