横浜六浦教室のメッセージ
「正直者が馬鹿をみる」の逆裏対偶
2020.12.30
今年一年を振り返ってみると「正直者が馬鹿を見る」ことを実感する年でした。
「正直者が馬鹿を見る」という慣用句は、悪賢(がしこ)い者がずるく立ち回って
得をするのに反し、正直な者はかえってひどい目にあう。世の中が乱れて、
正しい事がなかなか通らないことをいう。正直者が損をする、といった意味です。
(デジタル大辞泉/小学館より)
これを命題から考えてみましょう。(高校の数学で習う内容です)
「正直者が馬鹿を見る」の逆は、「馬鹿を見るのは正直者である」
「正直者が馬鹿を見る」の裏は、「正直でない者は馬鹿を見ない」
「正直者が馬鹿を見る」の対偶は、「馬鹿を見ないならば正直者でない」
命題「AならばB」とその対偶「BでないならばAでない」については、
「真偽」が常に一致しますが、逆と裏の「真偽」は一致するとは限りません。
何もかもが不確かな時代、必要なものは「真偽」の判断能力です。
「騙(だま)されない力」を養うことも、生きていくうえで必要です。
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