城南コベッツ横浜六浦教室

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横浜六浦教室のメッセージ

覚えておきたい慣用句(37)~卯年編

2023.01.02

2023年は十干十二支(=じっかんじゅうにし)で癸卯(みずのと・う)
十二支で4番目の「卯(=う)年」です。古代中国で成立した十二支は
もともと動物とは関係なく、方位や季節ごとに農作物の生長を表現する漢字
(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)が定められました。
動物名(鼠・牛・虎・兎・龍・蛇・馬・羊・猿・鶏・犬・猪)は、
庶民に親しみやすいように後からあてられて成立したのです。
2023年の干支「癸卯」を「陰陽五行思想」で読み解くと、
「寒気が緩み、萌芽を促す」、厳冬が去り春の兆しが訪れたことを表しています。

「う」は「兎」とも書きますが、これは動物のラビット(=rabbit)」を指しています。
「卯(=うさぎ)」は穏やかで温厚な性質であることから「家内安全、
また、その跳躍する姿から「飛躍」「向上」を象徴するものとして親しまれてきました。
他にも「植物の成長」という意味もあり、新しいことに挑戦するのに最適な年と言われています。

ここでは「兎」を使った慣用句(四字熟語)をご紹介します。

①「飛兎竜文(=ひとりゅうぶん、ひとりょうもん)」
※意味:人一倍才能のある子どものたとえ。
「飛兎」「竜文」はともに、よく走る非常にすぐれた馬、駿馬の名前。
それが転じて、俊童(=しゅんどう、才知のすぐれた子供)と言われています。

②「烏飛兎走(=うひとそう)」
※意味:月日が慌ただしく過ぎていくこと。中国古代の言い伝えに太陽には烏が住み、
月には兎が住んでいるとされていたので、太陽と月の動きを烏が飛び兎が走るさまに例えた言葉。
毎日を計画的に目標達成していきましょう。

③「鳶目兎耳(=えんもくとじ)」
※意味:鳶(=とび)の目は遠くのことまで目ざとく見つけ、兎の耳はささいな音も
聞きもらさないという意味で、そんな耳と目を持った情報収集能力の高い人のこと。
情報が錯綜しているこの時代、情報弱者だと生きていけません。