横浜六浦教室のメッセージ
神奈川県公立高校入試制度の変更(新中3生向け)
2023.01.23
神奈川県の公立高等学校では、令和6年(2024年)4月に入学する人
(※現在の中学2年生)が受検する入学者選抜から、現行の制度を一部変更します。
おもな変更点
1.選抜の実施時期の変更
定通(※定時制通信制)分割選抜の実施時期を数日間繰り下げ、
共通選抜の二次募集の結果を確認してから定通分割選抜の検査を
受検できるようにします。また、定通分割選抜の二次募集は実施しません。
2.実施する検査の変更
共通選抜及び定通分割選抜で、共通の検査として実施していた
面接は、特色検査の一つとし、必要な高等学校・学科等で実施します。
3.共通選抜の選考方法の変更
共通選抜の募集人員の90%までを選考する第1次選考は、調査書の評定と
実施した検査の検査の結果で選考し、残りの人員を選考する
第2次選考は、実施した検査の結果と調査書の各教科の第3学年の
「主体的に学習に取り組む態度」の評価で選考します。
今年の入試までの第2次選考では、内申点(第2学年の後期または3学期の評定+
第3学年の後期の中間または2学期の評定×2の合計、135点満点)や
調査書をいっさい考慮しません。面接試験は多くの高等学校で形骸化しており、
二次選考は実質的に学力検査の点数だけで合否が決まることになります。
変更される制度では、各教科の第3学年の「主体的に学習に取り組む態度」の
合計を選考の対象に入れています。「主体的に学習に取り組む態度」の
評価基準が学校や先生によって統一されていないことについて
明確なガイドラインを示し、公正な選考がなされるべきものと考えます。