横浜六浦教室のメッセージ
覚えておきたい慣用句(14)~3度目の緊急事態宣言編
2021.04.22
①「仏の顔も三度まで」(=ほとけのかおもさんどまで)
意味=どんなに温厚な人でも、何度も無礼なことをすれば怒り出すことのたとえ。
出典= 『上方(京都)いろはかるた』。慈悲深い仏様といえども、
三度も顔を撫(な)で回されたら腹を立てるということから。
英語=The crushed worm will turn.(つままれればミミズも向きを変える)
②「責任転嫁」(=せきにんてんか)
意味=自分が負うべき責任を他のものに擦(なす)りつけること
由来=転嫁は、嫁を転がすという意味ではなく、二回目の嫁入り(=再嫁)という
意味です。転じて転嫁は、他に移すことを意味するようになりました。
英語=pass the buck,buck-passing
③「拱手傍観」(=きょうしゅぼうかん)
意味=問題になっていることに対し何もしない様子。(拱手=腕を組んで何もしないこと)
類語=無為無策(=むいむさく)、何の対策もとれずに、手をこまねいていること。
「無為」は何もしないことで、「無策」は何の対策もないこと
英語=do-nothing,plan-nothing
この1年、誰が何をやり、何をやらなかったのか。
変異株の出現、感染力の強さを専門家は予見していました。
科学に依拠しない対応について、強い憤りを感じております。