横浜六浦教室のメッセージ
楽観主義は意志に属する~アランの「幸福論」から
2021.05.20
「悲観主義は気分に属し、楽観主義は意志に属する」という言葉を
残したのは、フランスの哲学者アラン、(アランはペンネームで、
本名はエミール=オーギュスト・シャルティエです)幸福についての
コラムをまとめた「幸福論」は、今なお多くの愛読者がいます。
「幸福論」に書かれている名言からいつくか言葉を選んでみました。
気に入った言葉がありましたら、どこかに書き留めておいてくださいね。
「知れば知るほど、学ぶことができるようになる」
「人間は、意欲し創造することによってのみ幸福だ」
「幸福だから笑うわけではない。笑うから幸福なのだ」
「幸福になろうとする努力は決して無駄にはならない」
「幸福になることはまた、他人に対する義務である」
「友情にはすばらしい喜びがある」
「自分で放ったすべての矢が自分にもどってくる。自分こそ自分の敵なのだ」
「戦いが自分の意志で行われるならば、困難な勝利ほど楽しいものはない」
「力いっぱい戦ったあとでなければ、負けたといってはいけません」
「名高い山頂まで電車で運ばれた人は、登山家と同じ太陽を見ることはできない」
アランは1868年生まれ。高校の哲学教師を勤めるかたわら、哲学コラムを寄稿し、
83才で亡くなるまで執筆活動を行いました。幸福についてのコラムをまとめた
「幸福論」は1925年に発刊され、スイスのカール・ヒルディの著した「幸福論」、
イギリスのバートランド・ラッセルの著した「幸福論」と併せて「世界三大幸福論」
などと言われています。
(これは、2015年9月に書いたもののリライトです。ネットの海から拾い上げました)