横浜六浦教室のメッセージ
覚えておきたい慣用句(29)~投票に行こう!編
2021.10.19
10月14日に衆議院が解散されたことを受けて、第49回衆議院選挙は
10月19日に公示され、31日の投開票に向けて、12日間の選挙戦に入りました。
「投票はあなたの声」、芸能人が投票を呼び掛ける3分36秒の動画が16日、
「YouTube」に公開されました。俳優の小栗旬さん、菅田将暉さん、二階堂ふみさん、
橋本環奈さんら14人が出演し、それぞれが1票への思いを語っています。
①「公示」「告示」
意味:選挙が行われることを広く知らせること。憲法7条に基づく天皇の国事行為を伴う衆議院の総選挙、参議院の通常選挙だけに使われます。
これに対し、「告示」は、衆議院・参議院の補欠選挙、都道府県の知事・議員選挙、
市区町村の長・議員選挙に使われます。
②「地盤・看板・鞄(=かばん)」
意味:日本では選挙に当選するためには、「地盤・看板・鞄」の3つのバンが
必要であるとされています。政治家は優れた政策や資質で選ばれるべきですが、
現実には、後援組織、知名度、選挙資金の多少が当落に影響することが多いのです。
③「党利党略」
意味:自身が所属する党派や集団の利益とそのための策略。
「利」は利益、「略」は計略、策略のこと。
改正公職選挙法により、18歳選挙権が実現しています。
高校3年生の約半数に選挙権があるのです。自分たちの未来を託す選挙、
ぜひ投票所に足を運んで、一票を投じてください。