日吉教室のメッセージ
勉強における健康管理② ~カフェインについて~
2023.02.02
勉強をする際に注目される栄養素として、ブドウ糖やカフェインなどがあげられると思います。
今回は、カフェインにつて正しい知識を身に着けて、効率的な学習を進めていければと思います。
課題や作業を夜遅くまでしたいときに、エナジードリンクやコーヒーなどでカフェインを摂取したりした経験はありますでしょうか。
カフェインには覚醒効果が含まれており、さらに、疲労回復や脂肪燃焼など様々な効果を私たちにもたらしてくれます。
その一方、カフェインは、中毒になり健康に害を及ぼす一面もあります。
カフェインにはメリットとデメリットが存在します。
今回のブログでは勉強前と就寝前を中心に、カフェインのメリットとデメリットをみていきます。
カフェインを摂取することでのメリットは疲労回復、覚醒作用、集中力の向上、体脂肪の燃焼などがあります。
勉強前にカフェインを摂取することでカフェインの成分が、脳の中枢神経を刺激するために集中力が向上します。さらに、集中力の向上だけでなく、記憶力の向上にも効果的です。勉学においての暗記はかなりの比率を占めており、カフェインを上手に利用することで効果的な学習が望めます。
カフェインを過剰に摂取することでのデメリットは眩暈や心拍数の増加、利尿作用、不眠症や震えを引き起こすことです。
カフェインの一日の摂取量の目安は400mgと言われています。
これは大体コーヒー3杯分程度です。
これを超過して過剰に摂取することで、弊害が生まれてしまいます。
また、就寝前にカフェインを摂ると、30分~1時間後に血中濃度がピークとなりますので、寝る前にカフェインを摂ると眠れなくなってしまう可能性があります。
睡眠の質を下げることは記憶の定着に悪影響を及ぼします。
質を下げないようにするためには、遅くとも就寝時刻の4時間前からはカフェインを摂らないようにすると良いでしょう。
カフェインは勉強に良い働きをもたらしてくれるため、勉強する際に上手に扱うことで良い効果をもたらしてくれます。
ただ、過剰に摂取することで発生する悪い側面も持っています。
ですので、メリットとデメリットをよく理解して活用し、深い睡眠を十分に取り、勉学の向上に繋げましょう。
その日々の積み重なりが私たちの身体、記憶を作っていることに留意し、カフェインを摂る際は十分注意した上で、適量を摂取するようにしましょう。