日吉教室のメッセージ
日本の国花
2024.03.21
もうすぐ春休み突入~~~~~!
皆様いかがお過ごしでしょうか?
城南コベッツ日吉教室では今週の土曜日より春期講習が始まります。
教室の予定を見ると、個別指導の予定がびっしりで、春休みと言えどみんな頑張っててえらいなぁ...と感激します。
遊ぶことも大事。別に遊ぶな!なんて言いません。
遊ぶに行く予定も息抜きも大事。
ですが遊ぶ予定があるのなら、勉強の予定だって、あっていいですよね。
何事もバランスよく!で行きましょう。
春の遊びといえば何があるかな...と考えた結果、遊びは出てこなかったけれど、春といえば桜だよな。と思いました。
桜は日本の国花。日本を代表する花ですね。
国花は桜以外にももう一つありますが...何かご存じですか?正解は菊ですね。菊もそうですが、桜は特に「日本のもの」感が強いような気がします。
桜の季節になると、人々はせわしなく動かしていた足を止め、うつむいていた顔を上げて桜を見る人が多いような印象を受けます。
かくいう私も桜は大好きで、毎年地元のちょっとだけ(地元で)有名な桜並木まで写真を撮りに行ったりします。
何故桜はこんなにも、人々の心を魅了するのでしょうか?
様々な理由があるかとは思いますが、一番特徴的なのは「満開時に葉が見えず、花一色であること」が挙げられるかと思います。
よく「葉桜」という言葉を聞いたことがないでしょうか?
桜が咲いた後の、葉が一面に咲くような状態のことを言いますね。
本来、植物は基本的に葉を伸ばしてから花を咲かせ、実や種を実らせます。
その他の植物が花よりも先に葉を咲かせるのは、光合成によりエネルギーをためるためと言われています。
光合成で花を咲かせるためのエネルギーを貯蓄し、花を咲かせます。そのエネルギーは何に使うかというと、受粉のために必要な昆虫や鳥類をおびき寄せるための香りや鮮やかさなどの美しさを得るため、受粉し果実を身につけ、子孫を残していくためなのです。
ですが、桜は最初に花が咲きます。咲き誇ります。
本来であれば、成長に使う莫大なエネルギーを花が咲く前に一度貯め、花が咲いてからも併用でエネルギーを生成しますが、桜は花を咲かせるというエネルギーをとても使うことを最初に行います。
何故か、と言われると明確な理由はわかっていないのだそうですが、一番に考えられるのは、桜の受粉媒体ではないかと言われています。
葉をつける植物の多くは、花粉を運ぶ媒体は虫が多く、虫が蜜を摂取している間に鳥や動物などの天敵に狙われないように、葉で隠すことが可能です。
ですが、桜の花粉を運ぶ媒体のメインは風になります。風で花粉を運ぶ際に、葉というものは邪魔になります。
葉に花粉が付着してしまったり、風を妨げてしまったりと受粉に大きな影響が出るため、葉がない状態での満開なのではないか、ということです。
また、専門家の中で桜の開花と受粉後のエネルギーが別の場所で生成されているのだという意見もあるようです。(文系の私にはちょっと難しくてよくわかんないんですケド...)
そういった植物の生態は生息する地域や、季節、土壌の特長によって異なるようです。(有名なのはヒガンバナが挙げられます)
植物の仕組みや生態は中学一年生で学ぶことで、忘れやすい単元でもあります。
暗記科目であるからこそ、雑学などでとっかかりをつくり、忘れにくく思い出しやすい知識にしていきましょう。