日吉教室のメッセージ
地図の歴史 【城南コベッツ日吉教室ブログ6月号 その②】
2024.06.20
皆様年度初めの定期テストお疲れさまでした。中学1年生の皆様は人生はじめての定期テストだったかと思いますが、いかがでしたでしょうか?思ったよりテストって点数とるのが難しい、だったり、自分の中で万全にしたつもりの対策も「ここやったはずなのに出てこない!」などの後悔もあるかと思います。
次回のテストに向けて、テスト直しや復習、テスト対策の見直しなど今から出来る対策をとっていきましょう。
さて、今回はこのテスト直しに付随するお話。
先日、日吉台中の中1生が、社会のテスト直しに苦戦していました。
内容は「今回の範囲内で興味を持ったこと」を筆記する部分。
どういった風に書いていいのか分からない、とのことだったので教室で書き方のアドバイスをしながら、課題をこなしていってもらいました。一緒に調べていく中で、面白いなと思ったので、こちらで共有しようと思います。
生徒が出したテーマは「地図の歴史」というもの。いつ、だれが、何のために、どうやって作成したのか。正確な地図というものはいつ、どうやって生まれたのか。
今は衛星というものがあり、宇宙から地球を見ることが出来ますが、昔はそうもいきません。では何のために地図というものは生まれ、いつごろから、だれが、どのように正確になっていったのでしょうか。
最古の地球儀は、1492年にできたもの。安全な航海のために旅をしながら、様々な場所を訪れ、地図を作っていきました。その際に、アメリカ大陸は未到達のため地球儀上に存在しません。
そして1569年、オランダのメルカトルという学者が、地球が球体であることを考慮し作成した地図は比較的正確なものとして、航海に用いられました。この図法をメルカトル図法と言います。このタイミングで地図上に存在しなかった大陸は、南極大陸のみとなりました。
そして人類が初めて南極に到達した20世紀前半、地球上に人類が未到達の大陸はなくなったとされています。
現在では人工衛星を用いることで、ストリートビューなどとても便利な地図が日常的に使われています。今当たり前にあるものも、誰かが生み出した発明品であり、年を重ね、技術や化学の進歩などで様々な発展を遂げてきたものばかりです。
改めて考えると面白い歴史や背景知識が詰まっています。ぜひ、疑問に思ったこと、当たり前に身近にある物をあえて調べてみてください。
ワークシートの書き方や、何を書けばいいかなどの質問はぜひ城南コベッツ日吉教室の講師に尋ねてみてください。
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