日吉教室のメッセージ
英検って受けたほうが良いの?【城南コベッツ日吉教室ブログ 10月号】
2024.10.05
最近暑い日と肌寒い日が混在していて、日々の服装に悩みますね...。
受験も目前となり、中3、高3生の先輩たちを見て、だんだんと中学、高校2年生の生徒さんの背筋が伸びていくのを感じます。
さて、今日はそんな受験にまつわる話。意外と知られていない、英検に関するお話です。
大学受験で英検はあまり使われない(というか、使うには2級以上ないといけない)ところはあるのですが、高校受験において、英検ってすごく重要なんです。
理由としては3つあり、
1つ目は併願優遇に使えること。ただし4か3級以上必須。
2つ目は、学力判断に使いやすいこと。英検5級は中1相当、4級は中2相当、3級は中3相当の範囲が出題されるためです。
そして最後3つ目は、英検の出題方式と、神奈川県立高校入試の出題形式がほぼほぼ同じなことです。
英検の基本的な出題内容は、リスニング、大問1、2が適語選択、大問3が長文(Aはポスター、BはE-メール、Cはレポート)大問4,5がライティングです。
神奈川県立高校入試の基本的な出題内容は、大問1がリスニング、大問2,3が適語選択、大問4が並べ替え、大問5がライティング、大問6がレポート長文、大問7が掲示長文、大問8が会話長文となります。圧倒的問題量を誇るのは言わずもがな、高校入試の方ですが、形式としてはほぼ同じなのが分かると思います。
つまり、英検を受けて合格すれば、中学英語をマスターと言っても過言ではないですし、模試以外にも試験形式で対策が出来るわけです。
まさに一石二鳥...!!!
じゃあ、英検やりましょう~と言っても、なかなか手が出ないことも、わかりはするので...対策に関してもお話ししましょう!
英検対策も、入試対策も、何なら定期テストの対策もですが、一番重要なのは単語です。
では、問題。
「dog」これの読みと意味は何でしょう?
そうですね、「ドッグ」で「犬」です。
ところで、いま、答えを出すために考えましたか?
きっと「パッ」と答えが出たはずです。
このように単語を見て「えーっと」と考える時間がなく、ぽんと出てくる状態が「英単語が分かっている」状態です。
中学校の教科書の巻末に単語一覧があるのですが、これを印刷し、すでに覚えているものは削除、残りを暗記すると中学英語ほぼ無双できます。
ただ、to不定詞(中2範囲)と関係代名詞(間接疑問文)(中3範囲)は文法理解が必要となります。
特にこの二つは中学英語でも難関と言われる単元であり、長文読解に必要な力でもあります。
言語を言語で説明するという特性上、やたら難しい用語を使ったり、回りくどい言い方だったりでギブアップしてしまう生徒さんも多いです。
そういったときは、ぜひ塾の個別指導を利用してみてください。
それ以外にも、英検の受験タイミングや、受験までの対策、その他不明点お気軽にご相談ください。
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