綱島教室のメッセージ
【小論文頻出テーマ】言語の不思議
2024.08.17
こんにちは!
城南コベッツ綱島教室です。
一回のお休みをはさみ、今回は再び小論文頻出テーマのご紹介。
本日取り上げるのは「言語」です。
言語、つまり言葉。
そんなもの、普段から当たり前のように使っているじゃないか!
とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。
ところがこの言語、考えてみる不思議なものなのですね。
たとえば「蝶々」をイメージしてみてください。
続いて「蛾」をイメージしてみましょう。
この違いは何なのでしょうか......?
色や柄など、思いつくものはあるかもしれません。
ところで「蝶々」と「蛾」、フランス語では同じ<papillion>という言葉で表します。
フランス人は、「蝶々」と「蛾」を区別しないのです。
ということはこの二つ、絶対的に違うものとは言えないのでは......?
実はこの二つの境目を作っているのは「言語」にほかなりません。
日本語には「蝶々」と「蛾」という二つの言葉があるから区別されていて、フランス語には<papillion>しかないから区別しない。
それだけなのです。
このように、私たちの思考は言語にかたどられています。
言語に対して意識的になり、外国語を学ぶことで自分の言語を客観的に見られるようになれば、自ずと思考の質も上がってくるはずです。
大学で待っているのは、こういう意味での「学び」なのです。
城南コベッツ綱島教室では、受講相談や体験授業を随時受け付けております。
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