2023.07.26
2023.07.26
恥ずかしながらこの歳になって読書の面白さを感じています。小学生の頃より母には読書をするように言われ、高校受験のために国語科の先生に読書をするように言われ、大人になって知識を身につけるために啓発本を読む必要がありました。これまでの読書は全て「読まなければならない」ものでした。しかし今年の大型連休中に計画して、人のいない環境に10日間身を置いてみたところ(緊急時連絡用にスマホは持参)、読書にのめり込むことになりました。読書が好きではなかった私が読書をするようになった理由は間違いなく環境です。時間をたっぷりと用意し、外界からの情報をなるべく減らし、気になるタイトルの本を複数並べておく。すると自然に読書へと目が向いていきました。
塾をやっていて、読解力と学力には明らかに関係性があると感じています。普段から読書をしている生徒は、どの教科についても飲み込みが早い傾向にあります。勉強のためだけでなくても、読書をしておくことに損はないはずです。今年の夏休みはあえて数日間、電子機器を全て手放し、静かな時間を作ってみてはどうでしょうか。
教室長 中川慶
2023.07.17