川口本町教室のメッセージ
【勉強法】中学生の国語の勉強法はこれ!
2024.06.09
城南コベッツ・ブログ担当の小澤です。
中間テストの前に、生徒からこんな相談を受けたんです。
「国語って何勉強すればいいんですか?」
「漢字だけ勉強すればいい?」
国語ってどうやって勉強すればいいのか、このお悩みを今から解決しちゃいます!!
NGな勉強法
漢字などの暗記科目しか勉強していない
国語の勉強として真っ先にイメージするもののひとつに、漢字が挙げられます。
読み・書きだけでなく四字熟語や類義語・対義語が問われることも多く、必須の勉強項目だといえるでしょう。
しかし、漢字の勉強だけで高得点を取ることはできません。
文法や読解に関する問題も必ず扱われますので、総合的な対策をしておくことが重要です。
「質より量」を意識しすぎている
国語に必要な読解力を身につけるうえで、問題演習を繰り返すことは重要です。
しかし、「日常的に文章を読んでいる人が強い」という先入観から、試験対策をする際に問題の演習量ばかりを増やしてしまうことは逆効果です。
長文を読むテクニックを学ばないままチャレンジしてしまうと、出題の意図や本質的な狙いが分からないまま誤答ばかりを繰り返してしまいがちです。
量をこなすのは受験直前期で十分と捉え、まずは基礎固めに時間を割きましょう。
解きっぱなしにして復習していない
文法問題や長文問題は特に、解き直しによる復習が重要です。
解きっぱなしにして復習していない場合、学習の効果がほぼ実感できなくなってしまうため、注意しましょう。
「なぜ間違えたのか」
「なぜこの解答になるのか」
を自分なりに読み解き、正解に対する納得感を得ていくことが重要です。
「国語が得意」になれる勉強法
文章全体の構成を考えながら読み進める
長文問題は、文章全体の起承転結や、前の文(もしくは後の文)との関係性を読み解いていくことで正答率を上げやすくなります。
「ここの文章は、前の文を否定するセクションである」
「主人公の考えを後押ししたのは、この部分のこのエピソードである」
という分析をしながら読み進めれば、全体像を掴みやすくなるでしょう。
一文一文だけではなく、文章全体の構成を俯瞰しながらみていくことが大切です。
文章のなかに規則性を探す
長文を読み進めているうちに、何が何だから分からなくなってしまう人は、文章のなかに規則性を見出すことがおすすめです。
例えば、「しかし・でも・反対に・逆に・裏腹に」などは反対の意味を示すワードです。
このワードが出てきたら、次に続く文章は前までの話を否定する項目だと分かるでしょう。
同様に、「なぜなら・理由は・~というのも・どうしてかというと」などのワードが出てくれば、次には理由を示す文章がくると予想できます。
接続詞をはじめとする規則性に注目し、必要があれば先にマル印などで囲っておくことによって、読むスピードも内容の理解力も上げられるのです。
まとめ
- 暗記科目しか勉強しない・「質より量」の勉強・「解きっぱなし」は国語を苦手になりやすい
- 文章全体の構成を考えながら読み進める・文章のなかに規則性を探す・解説文を読み込むことで国語が得意になる
- 受験勉強では設問から読む・指示語の内容を把握するのがポイント
国語は、感覚やセンスに頼りすぎずきちんと勉強法を確立できれば、大きく点を伸ばせる科目です。
しかし、一朝一夕では点を上げにくいのも国語の特徴です。
読解の基礎力を上げる意味でも、受験を乗り切る学力を身につける意味でも、早期の段階から勉強法を意識しながら取り組み、どんな問題にも対処できる力を身につけていきましょう。
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