城南コベッツ東大宮教室

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2024.05.10

2⃣ 平方根の大小・・・正の数 a,b について、a < b ならば
            √a < √b

(例)(1) √7と√10の大小       (2)3と√10の大小
     7<10だから          3=√9で、9<10だから 
       √7< √10            √9< √10
                       すなわち 3< √10

また、負の平方根の大小は、次のようになる。
   √a < √b のとき
     -√b < -√a 

平方根①.jpg

2024.05.09

■ 平方根の意味と表し方・・・2乗すると a になる数を、a の平方根という。
 つまり、a の平方根は、χ²= a を成り立たせる χ の値のことである。

(例)3²=9、(-3)²=9
   ⇒ 9の平方根は3と-3である。
    これらをまとめて±3と書き、「プラスマイナス3」と読む。
  ●平方根●                           
  1⃣ 正の数には平方根が2つあって、絶対値が等しく、符号が異なる。
  2⃣ 0の平方根は0だけである。(負の数には平方根はない)    

■ 平方根の表し方・・・a が正の数であるとき、a の2つの平方根のうち、
             正のほうを √a
             負のほうを -√a
           と書く。また√0=0とする。
           記号√を根号という。√aは、「ルートa」と読む。

(例)                     
 (1) 3の平方根は、√3と-√3である。     
   これらをまとめて±√3と書く。      
   これを「プラスマイナスルート3」と読む。   
 
 (2) √9は、9の平方根の正のほうであるから、
      √9=3
  -√9は、9の平方根の負のほうであるから、
      -√9=-3

■ 平方根の値・・・a を正の数とするとき、次の式が成り立つ。
      (√a)²= a
      (-√a)²= a

(例)(√3)²=3,(-√3)²=3

2024.05.08

4⃣ 図形に関する問題式の利用①.jpg

(例題)
右の図のように、縦の長さが χ,横の長さがyの
長方形の土地の2辺にそって、幅 aの道がある。
この道の面積をS,道の中央を通る線の長さを
ℓ とするとき、S= a ℓとなる。このことを証明し
なさい。


(解き方)
S,ℓ をそれぞれ a,χ,yを使って表す。
(証明)
S=(χ+a)(y+a)-χy= a χ+ay+a²・・・・・・・①
式の利用②.jpg


したがって、a ℓ = a(χ+y+a) = a χ + a y + a²・・・②
①、②より S = a ℓ

2024.05.06

3⃣ 式の値

(例題)
(1)χ =5,y=7のとき (χ+y)²-(χ²+y²) の値を求めなさい。
(2)χ =27,y=13のとき χ²+2χy+y²の値を求めなさい。

(解き方)
(1)式を計算してから値を代入する。
     (χ+y)²-(χ²+y²)
   = χ²+2χy+y²-χ²-y²
   = 2χy
   = 2×5×7=70                 答 70  

(2)式を因数分解してから値を代入する。

     χ²+2χy+y²
   = ( χ + y )²
   =(27+13)²
   = 40²=1600                 答 1600 

2024.04.25

2⃣ 展開や因数分解を利用した計算

乗法の公式や因数分解を利用すると、答えが簡単に求められることがある。

(例題)
 (1)35²-15² ↴ 公式4'
   =(35+15)(35-15)
   =50×20
   =1000 

 (2)51²=(50+1)² ↴ 公式2'
       =50²+2×50×1+1²
       =2601