2024.04.08
こんにちは、こんばんは、おはようございます。
そして新高校生・新中学生のみなさん、ご入学おめでとうございます!!
入学式を迎え、いよいよ新しい学校での生活が始まりました!
担任が良い人そう、友達と同じクラスだった、離れ離れになっちゃった...etc...
環境が変わることで期待と不安に胸を膨らませていることかと思います。
そして学年が変わることで、学習意識が変わっていく子が多く見られました!
春休みをきっかけに自主学習の量が増えた子が多くなったのです!
(ほとんどは半ば強制的に来てもらっていますが笑)
今日はその中でも最近とても良く頑張っている新中学2年生のSさん(仮名)にフォーカスして、勉強の取り組みをお伝えしていこうと思います!
①自主学習にくるようになったきっかけ
これまでは週2回の授業に来るだけだったSさん。
しかし3月に受けた北辰テストをきっかけにSさんの生活は一変しました。
実はこの北辰直前の僕との会話で
「〇〇点を目標にして、超えなかった科目の数だけ自習に来よう!(期間は次の定期テストまで)」
という約束をしていたからです。
そしていざ北辰テストにチャレンジした結果、英数を含む4科目で目標点に届かず、週に4回自習に来ることに...
これがこの生徒さんの自習生活の始まりでした。
②自習で何をやっているか
肝心なのは自習で何をしているか、という所です。
それは中学1年生の英語の内容の総さらいです。
おそらく自学習のほとんどは英語に割いています。
それはまずは得意科目を作ることが大切だからです。
勉強が苦手な子は基本的には勉強が嫌いなことが多いですし、
「やってもできない」と思ってしまっていることがほとんどです。
ですからまずは「やればできるんだ」という感情を呼び起こしてあげることを第一目標としています。
③塾の取り組み
もちろん基本は自学習なので、自習中は自分で頑張ってもらっています。
そもそも苦手とはいえ、一度は習ったことの基本レベルから取り組んでもらっているので、解説を見ても何も分からないという事は極めて稀です。
しかし生徒任せにしないのが戸田駅前クオリティです。
自学で解いた問題を提出してもらい、できていなかった問題やキーセンテンスについては、口頭でちゃんと答えられるかのチェックをしています。
最近では自習に来た時と帰るときに、
僕「木の下にあるベンチを見なさい!」
Sさん『Look at the bench... under ... the tree...?』
僕「合ってる合ってる!自信もってもう一度!」
Sさん『Look at the bench under the tree.』
僕「OK!じゃあ自習頑張れ!」
という流れがルーティンになっています。
これによってどの程度理解しているのかを直接確認しています。
もし言葉に詰まったり、間違えてしまっている場合はほんの少しヒントを出したり説明したりして、次回来た際の開口一番でチェックします。
④最近の様子
冒頭でお伝えした通り北辰の結果によって自習が決定しているので、
実はもうこの生活は1か月続いているのです!
自習当初はあからさまに嫌々といった様子でしたが、
最近は素直に自学習に励む様子が見られ、とてもうれしく思います(内心嫌々かもしれませんが笑)
会話の中でも「最近めっちゃ英語に偏ってきちゃったね」なんて話をすると、
『でも他の科目に比べると英語が好きになってきたかも』だなんて返しが来たりします。
この【出来てきている、好きになってきている】という感覚がとても大切です。
この感覚を持つことさえできれば自然と勉強時間は伸びていきますし、
「他の科目もできるかもしれない」と挑戦するきっかけにもなります。
本人との契約上は「次の定期テストまで」ではありますが、この調子で自然と勉強するのが当たり前、の域まで行きたいと思います!
ということで本日はここまで!
まだ自習生活が始まって1か月ですが、これから先Sさんがどのように成長していくのかを期待しながら見守っていきたいと思います!
自学自習の習慣をつけていきたい、という人は是非一度足を運んでみてください!