戸田駅前教室のメッセージ
【小中学生向け】音読って大事
2024.09.11
こんにちは、こんばんは、おはようございます。
戸田駅前教室です。
今回は文を読むこと、特に音読について思ったことをつらつらと書き綴っていきます。
皆様の学習にも役に立つことにもなりますので、是非最後までご覧ください。
読む力の重要性
年々北辰テストや高校入試、共通テストの長文化が話題に上がりますね。
僕自身、いろんな問題に触れる機会が多くありますが、どの科目を見ていても「な、なげぇ~」とつい零してしまう事もあります。
しかしそれに対して、文章を読むことを苦手としている生徒さんが増えていってるような気がします。
国語に限らず数学や理科の問題においても、
え、そんなこと書かれてなかったよ
あ、読み間違えてた
そんな間違いをする子が増えた印象です。
私の授業では問題を間違えた場合はまず問題文を音読させるところから始まります。
というのも、問題の解説をする際に、
「問題文からとりあえず〇〇がわかるじゃん?」
なんて話をすると「え?」みたいな反応が返ってくることが往々にしてあるからです。
逆に分からない問題でも、一回音読させると「ん?あ!わかったかも」のように気付きを得ることがあるくらいです。
ですから問題文をよく読むという事は、みなさんが思っているよりも何倍も大切で、そして何倍も軽視されてしまっていることでもあります。
音読のメリット
音読をすることで得られるメリットを挙げていきましょう。
①流し読みを防げる
②暗記事項が頭に残りやすい
③自然と漢字の読みが覚えられる
①流し読みを防げる
これは主に理科や数学などの科目で効果を実感します。
数学の問題では、答えを出すためには与えられた条件を不足なく拾い上げる必要があります。
平行四辺形ABCDにおいて対角線の交点を...
連続する3つの偶数の最も小さい数をxと置き...
△PQRの辺PQの中点をMと置いて...
こういった問題文の中には、重要な情報がたくさん込められています。
目線で追っただけでは、こういった情報を見落としてしまう可能性が大幅に上がります。
前項でもお話した通り、実際多くの生徒さんがこういった情報を見落としたまま問題を解こうとしては間違え、解説の際に「ここに書いてあんじゃん!」のようなことをやりがちです。
音読では飛ばし読みなどはできませんから、こういった読み落としを限りなく減らしていくことが出来ます。
②暗記事項が頭に残りやすい
これは英単語や理科社会の知識問題をどうにかして覚えたい人にとっては聴いたこともあるのではないでしょうか?
僕も当時はよく「暗記 音読」などと検索していました笑
何かを覚えたいときは、目で見るだけではなく耳や口も使うと覚えやすいという事は今や暗記界隈では常識となりつつあります。
今でこそ私は社会も指導することがたまにありますが、以前の私は社会が大の苦手でした。
生徒と一緒に北辰テストを解いて、30点台をたたき出す程何も覚えていないような有様です...
しかし教科書の音読と過去問演習の2つにより、2か月後には平均70-80点を取れるところまで伸ばすことが出来ました。
音読を習慣化することで、自然と重要語句などは頭に残っていくようになります。
③漢字が読める
音読習慣のない人が音読すると、もう一つ気づくことがあると思います。
それは「意外と漢字が読めない」という事です。(全員が絶対というわけではないですが)
普段は何となくで読んでしまっており、いざ口に出してみると正しく読めないということが多々あります。
しかし音読では読めないと先に進めませんから、自然と漢字の読みについてはクリアできている状態を作り上げることが出来ます。
学校の国語のテストでは本文の漢字の書き読みをよく出題されますが、日頃音読をしている人からすれば、わざわざ勉強するまでもなく解けるサービス問題となるわけです。
音読の練習は早めのうちに
音読をすることで多くのメリットがありますが、残念ながら即効性があるわけではありません。
常日頃から習慣化させることが大切です。
幼いころの身についた力は大きくなっても忘れずにしみついていますから、この記事をご覧になったこの瞬間から、音読する習慣作りをしてもらえたらと思います。
戸田駅前での実践例
私が担当している小学生の授業では、必ず最初に音読の時間を設けています。
上記のような音読ドリルを使用し、1分を目標に音読を行っています。
横では私が見守っており、「て・に・を・は」を飛ばしたり間違えたりしたらやり直しをさせています。
初めて読んだときは2分を超えてしまったりと中々苦戦していますが、繰り返し挑戦することで次第に早く読めるようになっていきます。
見にくいですが、こちらは2週間後の別の文章に挑戦した時のものです。
音読に次第に慣れてきたことで、1回目から1分半ほどで読めるようになっており、最終的には35秒という超速で読めるようになっています。
やたらこの文章が気に入ったのか、一時は暗唱できるレベルで読みこんでいました笑
ちゃんと文章が読めるようになってくるにつれて、最近では算数の問題でも変化が現れてきました。
前までは「この問題では何を求めるの?」という質問ですら「え?知らない」と言っていた状態だったところが、きちんと答えられるようになってきたのです。
最後に
勉強が苦手な子の大半は、そもそも正確に読むことが苦手な傾向にあります。
正しく読めなければ、当然正解を導くこともできません。
「問題文をよく読め」とは言いますが、そもそも読む練習をしていなければ「よく読む」ということが出来ません。
問題文を読み違えてしまう、うっかりミスが多い、なんて人は是非音読の練習から始めてみてください。
慣れないうちは意外と音読が難しいことに気づくはずです。
そんな時は是非戸田駅前教室にいらしてください。
誰かと一緒に読み合わせることで、音読の速度・正確性はより早く向上します。
特に僕は性格が悪いので、言い間違いや読み間違いをしつこいくらいに指摘します笑
疲れるとは思いますが、音読力がみるみるうちに向上することはお約束いたします!
《1分で完了!》お問い合わせはこちらから!
戸田駅前教室です。
今回は文を読むこと、特に音読について思ったことをつらつらと書き綴っていきます。
皆様の学習にも役に立つことにもなりますので、是非最後までご覧ください。
読む力の重要性
年々北辰テストや高校入試、共通テストの長文化が話題に上がりますね。
僕自身、いろんな問題に触れる機会が多くありますが、どの科目を見ていても「な、なげぇ~」とつい零してしまう事もあります。
しかしそれに対して、文章を読むことを苦手としている生徒さんが増えていってるような気がします。
国語に限らず数学や理科の問題においても、
え、そんなこと書かれてなかったよ
あ、読み間違えてた
そんな間違いをする子が増えた印象です。
私の授業では問題を間違えた場合はまず問題文を音読させるところから始まります。
というのも、問題の解説をする際に、
「問題文からとりあえず〇〇がわかるじゃん?」
なんて話をすると「え?」みたいな反応が返ってくることが往々にしてあるからです。
逆に分からない問題でも、一回音読させると「ん?あ!わかったかも」のように気付きを得ることがあるくらいです。
ですから問題文をよく読むという事は、みなさんが思っているよりも何倍も大切で、そして何倍も軽視されてしまっていることでもあります。
音読のメリット
音読をすることで得られるメリットを挙げていきましょう。
①流し読みを防げる
②暗記事項が頭に残りやすい
③自然と漢字の読みが覚えられる
①流し読みを防げる
これは主に理科や数学などの科目で効果を実感します。
数学の問題では、答えを出すためには与えられた条件を不足なく拾い上げる必要があります。
平行四辺形ABCDにおいて対角線の交点を...
連続する3つの偶数の最も小さい数をxと置き...
△PQRの辺PQの中点をMと置いて...
こういった問題文の中には、重要な情報がたくさん込められています。
目線で追っただけでは、こういった情報を見落としてしまう可能性が大幅に上がります。
前項でもお話した通り、実際多くの生徒さんがこういった情報を見落としたまま問題を解こうとしては間違え、解説の際に「ここに書いてあんじゃん!」のようなことをやりがちです。
音読では飛ばし読みなどはできませんから、こういった読み落としを限りなく減らしていくことが出来ます。
②暗記事項が頭に残りやすい
これは英単語や理科社会の知識問題をどうにかして覚えたい人にとっては聴いたこともあるのではないでしょうか?
僕も当時はよく「暗記 音読」などと検索していました笑
何かを覚えたいときは、目で見るだけではなく耳や口も使うと覚えやすいという事は今や暗記界隈では常識となりつつあります。
今でこそ私は社会も指導することがたまにありますが、以前の私は社会が大の苦手でした。
生徒と一緒に北辰テストを解いて、30点台をたたき出す程何も覚えていないような有様です...
しかし教科書の音読と過去問演習の2つにより、2か月後には平均70-80点を取れるところまで伸ばすことが出来ました。
音読を習慣化することで、自然と重要語句などは頭に残っていくようになります。
③漢字が読める
音読習慣のない人が音読すると、もう一つ気づくことがあると思います。
それは「意外と漢字が読めない」という事です。(全員が絶対というわけではないですが)
普段は何となくで読んでしまっており、いざ口に出してみると正しく読めないということが多々あります。
しかし音読では読めないと先に進めませんから、自然と漢字の読みについてはクリアできている状態を作り上げることが出来ます。
学校の国語のテストでは本文の漢字の書き読みをよく出題されますが、日頃音読をしている人からすれば、わざわざ勉強するまでもなく解けるサービス問題となるわけです。
音読の練習は早めのうちに
音読をすることで多くのメリットがありますが、残念ながら即効性があるわけではありません。
常日頃から習慣化させることが大切です。
幼いころの身についた力は大きくなっても忘れずにしみついていますから、この記事をご覧になったこの瞬間から、音読する習慣作りをしてもらえたらと思います。
戸田駅前での実践例
私が担当している小学生の授業では、必ず最初に音読の時間を設けています。
上記のような音読ドリルを使用し、1分を目標に音読を行っています。
横では私が見守っており、「て・に・を・は」を飛ばしたり間違えたりしたらやり直しをさせています。
初めて読んだときは2分を超えてしまったりと中々苦戦していますが、繰り返し挑戦することで次第に早く読めるようになっていきます。
見にくいですが、こちらは2週間後の別の文章に挑戦した時のものです。
音読に次第に慣れてきたことで、1回目から1分半ほどで読めるようになっており、最終的には35秒という超速で読めるようになっています。
やたらこの文章が気に入ったのか、一時は暗唱できるレベルで読みこんでいました笑
ちゃんと文章が読めるようになってくるにつれて、最近では算数の問題でも変化が現れてきました。
前までは「この問題では何を求めるの?」という質問ですら「え?知らない」と言っていた状態だったところが、きちんと答えられるようになってきたのです。
最後に
勉強が苦手な子の大半は、そもそも正確に読むことが苦手な傾向にあります。
正しく読めなければ、当然正解を導くこともできません。
「問題文をよく読め」とは言いますが、そもそも読む練習をしていなければ「よく読む」ということが出来ません。
問題文を読み違えてしまう、うっかりミスが多い、なんて人は是非音読の練習から始めてみてください。
慣れないうちは意外と音読が難しいことに気づくはずです。
そんな時は是非戸田駅前教室にいらしてください。
誰かと一緒に読み合わせることで、音読の速度・正確性はより早く向上します。
特に僕は性格が悪いので、言い間違いや読み間違いをしつこいくらいに指摘します笑
疲れるとは思いますが、音読力がみるみるうちに向上することはお約束いたします!
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