城南コベッツ船堀教室

本を読むこと・・・読書をしている人はどのくらいいるでしょうか？？多くの小学生、中学生の生徒さんはきっと「本を読んでいる。」と答えるでしょう。学校で読書推進活動もやっていますもんね。
では、面白い本を紹介できる人はどのくらいいるでしょうか？？字だけを追って読むだけでは、読んでいることになりません。読んでいるようで中身をしっかり理解できないと本の紹介は難しいのです。では、理解できるような自分に合った本はどうやって選ぶのでしょう。

本屋に行って何か面白い本はないかなあと探すとき、実はほとんどの人が表紙やイラストの装丁、題名で決めるのだそうです。その見極めはたった数秒だとか。本好きはそうやっていろいろな本の中から自分にとっての一冊を見つけます。まずは本を手に取ってみる。素敵なイラストや写真や題名に惹かれたら、パラパラとめくって読めそうだと思うものをまず読んでみてほしい。なかなか自分に合う一冊を探すのは難しいかもしれませんが、それを繰り返していくうちにピッタリの面白い本と出合えます。
こうして自分が見つけた一冊一冊は心の栄養になっていくのです。この栄養とはこれから過ごしていく人生に多くの知恵や助言を与えてくれるもの。本を読んでいくうちにいつの間にか色々な知識が増えていって、「繋がる」ときがあります。そういう事だったのかと。本を読むことで多くの経験を積んでいます。そんな経験が本を読むことの醍醐味なのです。

どうしても自分で本を見つけるのが苦手だと思う人は、学校にある図書館や家の近くにある図書館に行ってスタッフの人に話しかけてみてください。思わぬ面白い本を紹介してくれます。
そして出会った本について、身近な人と共有出来たらとっても楽しいですよ。