「入試対策は、早く始めるほど有利」という前提の話ですが、「早い方が良い」と書くとあまりにも当たり前なので、あえて"逆"の言い方をします。つまり、「始めるのが遅いほどどんどん苦しくなっていく」という事実があります。
大学入試の倍率は、国公立大で3倍、地方の人気私大で2倍、首都圏の人気私大なら5倍以上も普通です。
ですから..."普通のやり方"では、どんなに頑張っても、国公立大は「3人に1人」しか入れないという事実を、私たちは直視すべきなのです。
一方、都立高校入試の一般入試の平均倍率は、第10学区で1.39倍(2022年度実績)です。
「3人に2人」は合格できて簡単に見えそうですが、逆に見ると「3人に1人」は落ちてしまうと言う現実もあります。
大学入試は滑り止めも含め私立大なら何校でも受験できますが、都立高校は1校しか受験できません。少しでもいい高校に入学することが、いい大学に入れると思ってください。これらのことを肝に銘じて、「入試対策は、早く始める」ようにしていきましょう。
【高校の志望校はいつ決めますか?】
中3になると、「志望校はいつ頃にに決めたらよいですか?」という質問を受けることがあります。できれば夏休み前に決めた方がいろいろな意味で有利だといえます。
理由の一つとして、早い時期に志望校を決めることで、具体的な目標をもって勉強をすることができるようになります。「あの高校に入りたい」という気持ちは勉強のモチベーションアップに繋がり、厳しい受験勉強の支えになります。
二つ目の理由が、夏休みを有効に使えることです。志望校が決まっていれば、入試に対して具体的な目標を立てることができます。公立志望か、私立志望かで科目数が変わりますし、特色検査を実施する高校かどうかも重要なポイントです。なにより、入試合格ラインまで持っていくのに、どの科目をどれくらい勉強すれば良いのか検討をつけて、計画的な学習ができるようになります。
最後の理由として、学校見学はほぼ夏に行われます。夏休みが終わると、中3生は考えている以上に忙しくなります。忙しいと、学校見学もできず、家族の話し合いの時間も作れません。そうなると、「今の成績でいけるところ」という選び方になりかねません。万一、意にそわない高校を受検することになれば後悔します。
高校入試は大半の生徒にとって、人生で初めて直面する大きな岐路です。後で後悔しないためにも、納得がいくまで考えることが重要です。そのためにも、十分な時間的余裕が必要で、早い時期の志望校選びが大切になるといえます。
【府中の森教室では、目標高校を決めます】
新学年を迎える今、勉強の意欲を高めていくために概ねの目標設定を行います。中1中2の内申点、12月に受けた進研模試の結果と本人の希望を聞いて、概ねの目標設定を行います。ご家庭でもお話し合いをよろしくお願いします
【3月の府中の森教室】
中学、高校、大学、全ての受験が無事に終わりました。納得のいく形で受験を終わることができました。ご家庭のご理解と講師と生徒の二人三脚の結果です。本当に受験生は全員最後まであきらめることなく、集中して勉強をし続けました。立派でした。
約1年通塾した中2生中3生も2月に行われた学年末考査で大きく結果を出しています。今後のさらなる成績アップを期待しています。
<2022年度入試総括> 1.中学入試 小学生にとってはじめて経験するロングランの受験勉強を頑張りましたが、競争倍率が6倍を超える都立中高一貫校は残念ながらあと一歩の所で合格を勝ち取ることは出来ませんでした。しかしながらこの1年間に身に着けた知識と努力は、今後必ず高校受験・大学受験に結びつくことと思います。入学試験会場のスタートラインに立てたことが今までの努力の賜物でそれだけでも大いに賞賛に値します。よく頑張りました。 2.高校入試 今年の受験生は非常に優秀で努力家ばかりが集まりました。最後の最後まであきらめず一生懸命過去問を解いて、みるみる成績が上がっていく姿を見るに付け、塾長としては全員が志望校合格を勝ち取ることを確信しました。残念ながら100%第一志望校合格とはならなかったものの、全員喜んで志望校へ進学できることになったことは塾にとっても最大の喜びです。また多くの生徒が高校に進学してもこの塾を続けて行こうと考えてくれるていることは、講師にとってもとてもやりがいのあることです。講師の熱心な指導で生徒本人のやる気を引き出し、志望校合格を勝ち取ることが出来て塾長としてもとても嬉しく思っています。 3.大学受験 今年の受験生は例年とは違って全員早々に推薦で進学校を決めてくれましたので、塾としては少し拍子抜けしてしまいましたが、早く進学先が決まることは本人にとっても非常に喜ばしいことと思います。大学生になっても継続して勉強に打ち込み、いい就職ができるよう期待しています。
いよいよ高校入試本番直前、ですね。この時期を迎えた中学三年生の皆さんが入試で全力を出し切れるよう、ささやかながら高校受験経験者からのアドバイスをと思い、この文章を書きました。
①周りに流されないこと
試験会場では、周りの受験生がみんな自分より頭がいいように思えたり、休憩時間中に他の受験生どうしの会話(「~はできた」や「楽勝だった」など)で不安にさせられることもあるかもしれません。でもちょっと待ってください。普通、同じ高校を受験する人の学力はほとんど同じで、本当に頭がいいのはそのごく一部です。さらにあなただけではなく、受験生は皆緊張と不安でいっぱいです。だからその不安や緊張を晴らそうとわざわざ周りに聞こえるように会話する人がいるのです。もし本番にこのような不安に駆られてしまったら、このことを思い出して気持ちを落ち着かせましょう。みんな、あなたと同じように不安なのです。
②結果を引きずらないこと
本番で全く失敗しない人などいません。実際、私も高校入試本番のとき数学で全く解けない問題がいくつもありました。なのでたとえある科目の試験がよくできなくても、その科目が終わったらキレイさっぱり忘れ、次の教科に気持ちを切り替えていきましょう。終わった試験を気にしても結果は変わりません。
③最後まで勉強を続けること
入試直前になると、「いまさら何やっても無駄」と悲観して勉強に身が入らなくなってしまう人がいますが、皆さんはどうでしょうか?皆さんには是非最後の最後まで勉強を続けて欲しいです。皆さんはこれまで本当によく努力を続けてきました。それでも、苦手な分野や問は誰にでもあると思います。入試直前のこの時期だからこそ、苦手箇所の徹底的な復習・演習をして弱点の補強を最後まで続けましょう。
いかかでしょうか。この中に一つでも皆さんの参考になるものがあれば幸いです。また、体調管理には細心の注意を払ってください。当日はスッキリした頭で入試に臨めるよう、カゼ、インフルエンザへの対策はしっかりとしましょう。
講師一同、皆さんが本番でベストを尽くせるよう応援しています! (講師)
この2学期、中3生たちはよく頑張りました。
夏期講習の結果が出ています。
受験仮内申アップ ↑
都立そっくり模擬試験 偏差値アップ ↑
年明けの受験が楽しみです。
体調管理に気を配り、受験を乗り越えるのみ!
中学2年生、高校2年生へ
受験の準備は早い者勝ち!
今から、将来を見つめて受験勉強をスタートしましょう。
体験授業募集中!!