八王子北野教室のメッセージ
「中1ギャップ」を避けるには?
2023.07.05
こんにちは。城南コベッツ 八王子北野教室の山口です。
昨日,打越中学校を,由井第一小学校と長沼小学校の6年生が訪れました。
小中一貫教育の日の取り組みとして,来年4月に打越中学校に進学する予定の小学6年生が,授業見学や学校紹介,部活動体験を通じて,中学校生活を事前に知る機会として設けられているようです。
大学や高校,それに私立中学校については,オープンキャンパス・オープンスクールや学校説明会などに参加して,受験校を選ぶ際の参考にします。
ですが,公立中学校の場合は学区が定められているので,選択の余地があまりありません。
したがって,この取り組みは学校選択のために行われているわけではありませんね。
おそらくは「中1ギャップ」を回避するために実施されているのだと思います。
小学校から中学校に進学すると,何もかもが,と言ってもよいほどの大きな変化に直面します。
まず「教科担任制」。
教科ごとに先生が変わり,学級担任の先生とは,担当教科の授業と学活くらいしか接しなくなります。
そして「定期考査」。
小学校では,教科ごと,単元ごとだったテストが,年に4~5回(打越中では4回),全教科まとめて2~3日で行われます。
しかも,音楽や美術,保健体育,技術・家庭という実技教科にも,ペーパーテストがあるのです。
加えて「評定」。
定期考査の得点などに基づき,通知表に5段階の評定が示されます。中3ではこの評定が「内申点」として高校入試に活用され,進学先を左右することになるのです。
さらには「部活動」。
小学校の「クラブ活動」とは違い,週に複数回,部によっては土日や祝日まであります。コンクールや大会などに出場するような部もあって,中学校生活の中で大きな比重を占めるようになります。
このような「中1ギャップ」に戸惑い,勉強はもとより学校生活に支障をきたしてしまう生徒も少なくありません。
それを避けるために,中学校に進学する前にその違いを知っておくことは,確かに有益なことです。
ただ,言葉で「知る」ことができたとしても,実感を伴うものではありません。
やはり,体験してみて初めてわかる,というものではないでしょうか。
いずみの森義務教育学校では,小中一貫校の強みを生かして,5年生から教科担任制を導入し,年3回の定期考査(算数・国語・理科・社会)も実施しています。
「試行期間」を経て中学生(いずみの森では7~9年生)になることで,「中1ギャップ」を最小限に抑えようというわけです。
このアイディア,別に一貫校でなくても採用できるのではないでしょうか。
先行事例の成果を積極的に取り入れてほしいと,私は思います。
城南コベッツ 八王子北野教室では,「中1ギャップ」につまづいてしまった生徒さんの巻き返しをサポートいたします。
夏期講習会申込受付中!
学習相談・教室見学のお申し込みはこちら
昨日,打越中学校を,由井第一小学校と長沼小学校の6年生が訪れました。
小中一貫教育の日の取り組みとして,来年4月に打越中学校に進学する予定の小学6年生が,授業見学や学校紹介,部活動体験を通じて,中学校生活を事前に知る機会として設けられているようです。
大学や高校,それに私立中学校については,オープンキャンパス・オープンスクールや学校説明会などに参加して,受験校を選ぶ際の参考にします。
ですが,公立中学校の場合は学区が定められているので,選択の余地があまりありません。
したがって,この取り組みは学校選択のために行われているわけではありませんね。
おそらくは「中1ギャップ」を回避するために実施されているのだと思います。
小学校から中学校に進学すると,何もかもが,と言ってもよいほどの大きな変化に直面します。
まず「教科担任制」。
教科ごとに先生が変わり,学級担任の先生とは,担当教科の授業と学活くらいしか接しなくなります。
そして「定期考査」。
小学校では,教科ごと,単元ごとだったテストが,年に4~5回(打越中では4回),全教科まとめて2~3日で行われます。
しかも,音楽や美術,保健体育,技術・家庭という実技教科にも,ペーパーテストがあるのです。
加えて「評定」。
定期考査の得点などに基づき,通知表に5段階の評定が示されます。中3ではこの評定が「内申点」として高校入試に活用され,進学先を左右することになるのです。
さらには「部活動」。
小学校の「クラブ活動」とは違い,週に複数回,部によっては土日や祝日まであります。コンクールや大会などに出場するような部もあって,中学校生活の中で大きな比重を占めるようになります。
このような「中1ギャップ」に戸惑い,勉強はもとより学校生活に支障をきたしてしまう生徒も少なくありません。
それを避けるために,中学校に進学する前にその違いを知っておくことは,確かに有益なことです。
ただ,言葉で「知る」ことができたとしても,実感を伴うものではありません。
やはり,体験してみて初めてわかる,というものではないでしょうか。
いずみの森義務教育学校では,小中一貫校の強みを生かして,5年生から教科担任制を導入し,年3回の定期考査(算数・国語・理科・社会)も実施しています。
「試行期間」を経て中学生(いずみの森では7~9年生)になることで,「中1ギャップ」を最小限に抑えようというわけです。
このアイディア,別に一貫校でなくても採用できるのではないでしょうか。
先行事例の成果を積極的に取り入れてほしいと,私は思います。
城南コベッツ 八王子北野教室では,「中1ギャップ」につまづいてしまった生徒さんの巻き返しをサポートいたします。
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