城南コベッツ八王子北野教室

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  • 〒192-0906 東京都八王子市北野町545-7 1階
  • 京王本線北野駅 徒歩5分

受付時間:火~土 15:00~20:00 /日月祝休

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2023.05.27

こんにちは。城南コベッツ 八王子北野教室山口です。

今日は気温がぐんぐんと上がっていて,12時40分には27.3℃を記録しています。
そんな中,いずみの森義務教育学校では,大運動会の2日目が開催されました。
きっと盛り上がったことでしょう。
今度,教室に生徒が来たら,様子を聞いてみようと思います。


さて,由井第一小学校では,6年生を対象に,八王子税理士会の方による「租税教室」が行われました。
ワークショップでは,こんな課題が示されたそうです。

ある島に3人の人が暮らしています。
今度,この島に港を造ることになりました。そのためには3000万円必要です。
Aさんは2500万円,Bさんは500万円,Cさんは7000万円の資金があります。
それぞれいくらずつ出してもらえばよいと思いますか?

皆さんはどう考えますか?

大きく分けると3通りの考え方があると思います。

まず,全員が同じ金額を出し合うべきだという考え方です。
ただし,このケースでは,Bさんは500万円しか持っていないので,1000万円は出せません。

また,資金に占める負担額の割合を同じにするべきだという考え方もありますね。
このケースでいうと,3人の資金を合わせると1億円で,3000万円はその30%ですから,全員が資金の30%を出し合うことになります。
つまり,Aさんは750万円,Bさんは150万円,Cさんは2100万円を負担するというわけです。

そしてもう1つが,資金をたくさん持っている人がより大きな割合で負担するべきだ,というものです。
例えば,Aさんは2500万円の13%である325万円,Bさんは500万円の3%である15万円,Cさんは7000万円の38%である2660万円を出すと,3000万円をまかなうことができます。

どの考え方が正しいとか,どれが誤っているとか,言えるものではありません。
何を重視するのかということによって,結論は変わってくるのです。


打越中学校の3年生は社会の授業で公民的分野の学習をしています。
その中で「効率と公正」ということが取り上げられています。
由井第一小学校租税教室で示された課題は,まさにこの「効率と公正」に関わることだと言えそうですね。


世の中には,こうした模範解答のない課題があふれています。
小中学校や高校での学習で,このような課題に向き合う姿勢を身につけてほしいと思います。


城南コベッツ 八王子北野教室は,答えのある問題だけでなく,答えのない課題についても,生徒の学びを支えてまいります。

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2023.05.26

こんにちは。城南コベッツ 八王子北野教室山口です。

今日は,町田市に出かけてきました。
京王相模原線の多摩境駅からてくてくと歩いていくと,見えてきたのは......。

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十字架が高くそびえるこのモダンな建物。

サレジオ工業高等専門学校です。

全国に4校しかないという私立の高専で,中学卒業から5年間の一貫教育を行っています。
たいへん素晴らしい学校なのですが,その魅力はまた別の機会にお伝えしようと思います。


今日はここである催しが開かれたのです。
その催しとは,......

進学研究会主催「塾先生対象 高校進学説明会」!

進学研究会さんと言えば,首都圏最大の参加者数を誇る「進研Vもぎ」の実施業者です。
その進研さんが,毎年春と秋に,私たち塾の関係者に入試のデータやその分析を伝えてくださるのが,この「高校進学説明会」です。

たくさんの資料と,あふれるほどの情報を得ることができましたが,その中からとっておきの情報を,(小声で)こっそりとお教えします。

それは,世間でも問題になっている「ジェンダーギャップ」に関することです。

都立の全日制普通科の高校では,男女別の定員を設けています。
今や全国的にも珍しくなっていて,時代にそぐわないという批判を受けています。

東京都教育委員会では,この批判を受けて,一般入試に「男女枠緩和制度」を設けました。
昨春の入試では定員の10%,さらに今春は定員の20%について,男女の別なく得点順に合格者を決定することとしました。
そして,おそらく来春の入試からは,男女枠そのものを廃止するものと予想されています。

今日のお話によると,一般入試では,緩和制度によってすでに男女のボーダーラインに差があまりなくなっている,とのことでした。
したがって,一般入試で男女枠がなくなっても実質的な影響は少ないだろうということです。

一方で,大きく影響を受けそうなのが推薦入試です。
推薦では,一般入試以上に調査書,つまり内申点が合否を左右します。
内申点とは要するに通知表の評定ですが,どちらかというと女子の方が高いという傾向が見られます。
そのため,推薦入試で男女枠がなくなると,女子の合格者が大きく増えると考えられるのです。

そうなると,女子は「ダメもと」で推薦入試にチャレンジする価値がありそうですね。
逆に男子は,受験をためらうことになりそうです。

ただ,私立高校の併願優遇が取れていれば,都立の推薦で落ちたとしても失うものはありません。
「宝くじは買わなきゃ当たらない」と言われますが,入試は宝くじよりは当たる確率が高いのです。

志望校の選択は,あまり戦略的にならず,あくまでも「通いたい(通わせたい)」学校を優先する方がよいようにも思います。

城南コベッツ 八王子北野教室では,お子様と保護者様の希望が叶えられるよう,豊富な情報を活用して,全力で支援していきます。

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2023.05.25

こんにちは。城南コベッツ 八王子北野教室山口です。

新年度が始まって,間もなく2か月になります。
新しい学校やクラスでの生活にもすっかり慣れたという人もいれば,新しい生活になじめず,もやもやした思いを抱えて過ごしている人もいるに違いありません。

「五月病」という言葉はずっと昔からありますよね。
新しい環境にうまく適応できないというのは,ごく普通のことなのです。

では,そんな時にはどうしたらよいのでしょうか。

多くの人は,そのままじっと我慢してやり過ごしているのだと思います。
そのうちに徐々に慣れてきて平気になるという人もいるでしょう。
一方で,いつまでたってもなじめず,鬱々とした日々を送る人もいます。
それが1年間とか,場合によっては3年間とか続くとなると,心が持たないのではないでしょうか。

具体的な問題があるのなら,それを解決する方法を探せばよいのですが,そうとばかりは限りません。
具体的に何がどうというのではないけれども,自分の居場所が見つけられない。
そんな人もいるでしょう。

では,どうしたらいいのか。

逃げちゃえばいいんです!

辛い状況を耐え続けていれば,きっといつかは好転する,なんて無責任なことを言う人もいます。
でも,その前に心がどうにかなってしまったら元も子もないじゃないですか。
そんな根拠のない予言に惑わされず,まずは今の状況を変えることです。

「逃げる」と言ってもいろいろな方法があります。
文字通りその場から「逃げる」,つまり休んでしまうというのも,もちろんあります。
あるいは,心を逃がしてやる,という方法もあります。
好きなものに熱中したり,妄想に没入したりする,要するに現実逃避するということですね。
学校生活は苦痛でも,推しのアイドルやアニメ,ゲームなどがあるから耐えられる,という人も多いと思います。

耐えることが偉くて逃げるのは駄目な奴だ,という「昭和」の根性論を信奉している人もいまだにいるようですが,今はもう「令和」なのです。時代は変わったのです。


城南コベッツ 八王子北野教室は,学校生活があまり楽しくないという生徒さんにとっても,居心地の良い「逃げ場」となっています。

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2023.05.24

こんにちは。城南コベッツ 八王子北野教室山口です。

今日は朝から晴天に恵まれ,暑すぎず寒すぎず,いかにも5月らしい気持ちのよい気候です。


さて,ここで質問です。

あなたの将来のイメージは明るいと感じますか? それとも暗いと感じますか?

突然そんなことを聞かれても,戸惑ってしまいますよね。

博報堂生活総合研究所が日・中・ASEANの8か国で行った「グローバル定点2023」という調査の結果が,先日,発表されました。
この調査は,日本の首都圏と阪神圏,中国の北京・上海・広州,それにASEAN(東南アジア諸国連合)のタイ・ベトナム・インドネシア・フィリピン・マレーシア・シンガポールの計11エリアで,それぞれ15歳から59歳の男女500人ずつに対して,生活の幅広い領域から約470項目の質問をして,各国の特徴を浮き彫りにする,というものだそうです。

その調査の中で,「自分の将来イメージは暗い」と答えた人の割合が,日本は最も多かったというのです。
しかも,各国の割合を見ると,フィリピンが2.7%,インドネシアが3.3%,ベトナムが3.8%,中国が6.1%,マレーシアが9.6%,タイが9.7%,シンガポールが14.1%,そして日本は何と43.7%!

驚愕のあまり,言葉が見つかりません。

逆に日本が最下位だったのが「愛を信じる」
これはフィリピンが78.4%(!)と断トツです。これには宗教(キリスト教カトリック)の影響があるのかもしれません。
以下は,マレーシアが48.1%,シンガポールが47.3%,ベトナムが44.8%,インドネシアが44.5%,中国が39.4%,タイが38.2%と続いて,日本はわずか17.3%......。

ちなみに,フィリピンの国民1人あたりの国民総所得(GNI)は3,830ドルで,日本のそれは41,340ドルですから,約10.8倍です。(2018年)
けれども,どちらが幸せを感じて生きているのかと考えると,少しむなしくなります。

ただ,救いが一つだけあります。

それは,年代別の割合です。日本で「自分の将来イメージは暗い」と答えた人の割合が最も少なかったのが15~19歳(30.3%)で,同じく「愛を信じる」と答えた人の割合が最も多かったのがやはり15~19歳(27.2%)だったことです。

せめて若い世代の人たちには,他人の愛を信じ,明るい将来をイメージして,幸せを感じながら生きてほしいと,心の底から思います。


城南コベッツ 八王子北野教室では,生徒一人一人に明るい未来図を示しながら,愛のあふれる指導を行っています。


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2023.05.23

こんにちは。城南コベッツ 八王子北野教室山口です。

昨夜から雨が降り続いています。
日中の気温も13℃までしか上がらず,蒸し暑かった昨日から一転して,5月らしからぬ涼しい日となりました。


昨夜,工学院大学附属中学校・高等学校 副校長の島田浩行先生が,パンフレットなどの資料を持って,わざわざ教室までお越しくださいました。
先進的な教育を行っていることで知られる同校の詳細については,来月の学校説明会にお邪魔する予定ですので,その際に,当ブログで御紹介いたします。


私立の中学校や高校は,それぞれの特色を生かした教育を行い,現代社会で活躍できる人材を育成しています。
特に国際理解教育ICT教育に関しては,圧倒的な強さを誇っています。

その一方で,市立中学校や都立高校と比べて「お高い」というイメージがついて回ります。

しかし,実際のところはそうでもないのです。

私立高校については,以前から「授業料の実質無償化」が実現しています。
家族構成などによって所得の要件は異なりますが,年収(目安)が約910万円未満の家庭であれば,国の「就学支援金」と東京都の「授業料軽減助成金」を合わせると,年額475,000円までの授業料相当額が支給されます。


さらに,今年度から新たに,私立中学校の授業料負担を軽減する制度が設けられました。
それが,「私立中学校等授業料軽減助成金」です。
これも年収(目安)約910万円未満の家庭が対象で,年額10万円まで支給されます。

もともと私学の各校では,成績優秀者の学費の減免や奨学金の制度が設けられていましたが,東京都のこの事業によって,学費の負担が軽くなる方が大幅に増えそうです。

私立中高の充実した教育が「お安く」(?) 受けられるというのですから,検討してみるのもよいのではないでしょうか。


城南コベッツ 八王子北野教室では,私立中学校の受験に向けた入学試験対策も,私立高校の単願推薦に向けた定期考査対策も,万全の支援を行っています。

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