2024.12.24
YouTube登録者が50人達成して喜んでいる上田です。
さて、今日は神奈川大学の給費生試験を使った出願戦略について解説していこうと思います。
前回の記事で、
・神奈川大学とは??
・給費生試験って何よ??
って内容を書きました。
(#記事はこちらのリンクから)
①4年間タダで神奈川大学に通えるかも
②他大学との併願は可能だけど、神奈川大学の他の学部の併願は不可
③3科目の学力試験で行われる年内入試で、合格方法が、給費生合格と一般選抜免除の2パターンあるよ
のざっくりポイントは3つ。
ここで、あれ?って思って欲しいですが、
神奈川大学は年内に学力試験やってますやん!!
です!!
普段、全ての記事を読んでいる人だけじゃないはずなので、復習。
(#こちらの動画を)
文科省が東洋大学に「てめぇら!個別学力検査は2月1日以降って言ってんだろ!生徒集めが大変なのは知ってるけど、ルール守って他の大学さんと足並み揃えて入試やらんかい!」って激オコ。
東洋大学的には、「えぇ!!なんで俺だけなんすか!他の大学さんも年内で学力検査みたいなんやってますやん!!」
(#登場人物を関西弁にしがち)
そんな感じの
「東洋大学基礎学力テストの乱」が2024年に勃発。
(#マーカー引いて要チェック)
その時の東洋大学はんが言うてはる「他の大学さんも」の部分で真っ先に浮かんだ方式が神奈川大学の給費生試験の人も多いはず。
神奈川大学の給費生試験は1933年からずっと行われていて、地方から出てくる学生。「学びたいのにお金のことが心配で大学に行かれへん〜」って人のために「学びたい人は学んだらええんやで!」って優しい制度で、
目的が、「給費生を受けるのに相応しい人の見極め」
一方、東洋大学の基礎学力テスト入試は、東洋大学の言い分は置いておいて、外部から見て「あれ?東洋大学が受験生を囲い込みに来たな〜」って狙いが透けて見えちゃったこと
あのブランド力もある東洋大学が年内の学力テストをやった。ってことのインパクトも大きかったのかもしれません。
今回の記事で、年内の学力検査が良いか悪いかルール違反なのかどうかはおいておいて、これらの制度が来年度以降も続いた場合、どのように使ったら出願戦略として有用かを解説していきます。
今年度の東洋大学の基礎学力テストは、
出願:11/1〜11/8
入試日:12/1
合格発表:12/10
入学1次締切:12/17
2次締切:2/28
今年度の神奈川大学の給費生試験は、給費生合格も一般入試免除も
出願:11/27〜12/5
入試日:12/22
合格発表:1/12
入学1次締切:1/28
2次締切:3/7
そして、共通テストが1/18,19。
東洋大学も神奈川大学も共通テスト前に合格発表があると言うのがポイントで、「合格が担保されているので安心して共通テストを受けられる」
(#これはメンタルに非常に良い)
とはいえ、できる限り受験数は少なくしたい。って人は、一旦、東洋大学の基礎学力テストを受ける。
来年は、別の大学も入ってくるかもしれないし、実はあんまり話題になってないけど、大東文化大学も同じような基礎学力テストをやったんだぜ。
なおさら東洋大学としては、「なんで俺だけ?」案件。
普段、シャキッとしていて、生徒会かつ部活動副キャプテンの中学生だった上田がついつい周りに流されて、修学旅行でふざけたら、めっちゃ怒られたのを思い出しました。
「いや!上田くんはそういうことしたらあかん!!」って言われて、「理不尽やないかい!他の人もふざけてますやん!」って上田少年は心の中で叫んでた。
(#実際は謝った)
横道にそれましたが、一旦、東洋大学の基礎学力テストを受ける。
今年は9割以上の得点率出ないと受からなかったみたいなので、(#それでも受からない人もいたみたい)
12/2には自己採点をする。9割取れていれば、合格として、
取れていなければ、そのまま神奈川大学の給費生試験に12/5までに出願。(#もちろん念のために9割以上取れていても神奈川大学の給費生試験を受けても良い)
東洋大学の合格発表が12/10。合格していれば17日までに入学金振り込み。
不合格であれば、神奈川大学の給費生試験を12/22に受ける。
(#合格した人も受けていいのよ)
そして、1/12に神奈川大学の合格発表。合格していたらやった!!
不合格の場合、共通テストに嫌〜な感じで突入してしまうので受けるかどうかはちょっと注意!!(#自分の性格と向き合って!!)
そして、1/18,19に共通テスト。
20日に自己採点。その結果を持って共通テスト利用でどの大学に出願するかを決める。
東洋大学の基礎学力テストに合格していれば、日東駒専のラインは出願しなくても良くて、MARCHや早慶、国公立の受験に集中すればよい。
東洋大学は不合格で神奈川大学に合格していれば、共通テスト利用で日東駒専レベルを抑えに行く。
両方受かっていれば、もう共通テスト対策なんてせずに、MARCHや早慶の一般選抜対策に集中だ!!ってことも可能ですわ。
国公立大学だと共通テストを受けないといけないので、それはできないけど。
などなど各々の希望する進路によって、いろんなパターンがあります。これに英検利用とかのパターンも入ってくるので、考えだしたら切りがないです。
明治大学の対策をしながら、中央大学の対策、日本大学の対策はできるけど、法政大学は過去問の傾向的に同時並行は難しいから別途時間とられるよね・・・
みたいに大学受験が複雑すぎます。
複雑だからこそ総合型選抜とか学校推薦型選抜、年内入試でシンプルに決めたい。という人がいたり、英検とか基礎学力みたいにどの方式でも共通して使用するものについては高2までに終わらせておく。のようなことが重要になって来ます。
間違いなくネットで調べれば出てきますが、そもそもどういう風に調べていけばよいかわからない人
そんなに考える時間も余裕もないよ。って人
ある程度作戦は考えたんだけど、これであってんの??って言う人
など色んなお悩みがあるかと思います。
城南コベッツは城南予備校が母体の個別指導塾です。
上田は大学生の進路相談をするためにTVに出演するようなやつです。
大学入試対策から逆算して徹底指導をしていますので、大学受験、今後の進路にご不安がある方はお問い合わせください。
現場からは以上です。