矢野口駅前教室のメッセージ
うまくいっていないのなら戦う場所を変えてみる
2023.10.28
「学習塾の作り方」という本を今、読んでいる上田大樹です
(#先に読め!!)
大人の中でも割と本を読む方の上田ですが、この本がたぶん200冊目くらいです。
勉強でも本でもなんでも、それによって、何か一つ自分の言動を意識して変えればいいと思っているので、読破にこだわらないはおすすめです。
改めてのご案内ですが、
10/29(日)~11/2(木)まで回数調整のため塾は休館になるので、ご承知おきください。
また、最近、全体的に体調不良の生徒さんが多いようです。
急に寒くなったりで、体調崩しやすいので、くれぐれもご注意を!!
睡眠時間を削って毎日勉強する高3生にアドバイスしましたが、
「体調を崩して、1日とか、長引いて1週間とか、本調子でないまま勉強をしても効率はよくないよ。
なら、思い切って1日しっかりと休んで、2日目以降を本調子で勉強した方が良い!!」
受験生、また定期テスト前の非受験生。
がんばるな!
といっているわけではないし、がんばらない言い訳にしてほしくないですが、
思い切り休む!
というのも大事な大事な選択というのは知っておいてください。
さて、本日は、「うまくいっていないのなら戦う場所を変えてみる」というタイトルで話そうと思います。
このタイトルにしようとしたきっかけは2つ。
10月で、ある高3生の女の子が卒塾しました。
理由は、「大学受験の見通しが立ったから」
もう少し丁寧に言うと、大学には「指定校推薦」っていう受験方法があって、
高校1年生のときからの評定平均(内申の平均)で大学合格が決まる方法です。
(#ざっくり)
大学側が「○○高校さんからは毎年生徒を△△人受け入れます」って感じで枠を設けてもらっています。
なので、○○高校の中で選ばれれば、ほぼほぼ合格します。
受験と言えば、入試を受けてその結果で合格不合格が決まる。というイメージかもしれませんが
(#高校受験は特に)
今は、そういう入試の方が一般的になりつつあります。
今回、卒塾した子もその指定校推薦で、校内での選考を勝ち抜きました。
だから、受験はほぼほぼ必要ないので、卒塾って流れです。
まだ、合格!!って決まったわけでは無いけど、「おめでとう!!」って言っちゃえる、思っちゃえるくらい合格します。
その子が言ってくれていた言葉は共有した方が良いだろうな~と感じたので、書いています。
言葉としては、
「私は、中学校の頃、勉強は苦手で、定期テストの直前しか勉強する気にならなかった。。。。。
たまたま、短期記憶がなんか得意だったから、一夜漬けで覚えて、なんとか平均よりも高い点数をとっていただけ。
だから、中学校の頃の内申はよかったけど、模擬試験を受けても偏差値は全然、志望校に届かず諦めていた。。。。」
っていう中学校の頃は、決して勉強が得意でなかったとのこと。
それでも、
「都立高校に行きたかったから、本当の志望校よりも偏差値を落として、志望校を選定しました。
偏差値を落として、余裕をもって高校を選んだ分、高校に入ってからの勉強は余裕。
中学校の頃じゃ考えられないくらい、学校の先生が何を言っているかがわかるし、ペースもゆっくり気味。
おかげで、定期テストで毎回、高得点をとれたので、評定平均も高くて、指定校推薦で大学を選べることに。」
もちろん、行きたい大学の指定校推薦が高校にあったというのはありますが、
高校選びの段階で、大学受験のことを考えて、進路を選ぶのもひとつの選択ですね。
タイトルで書いた"戦う場所を変えてみる"っていうのはそういうことで、
全員にはあてはまらないけど、
「偏差値だけを見ると、すこし低い環境に置くことで、苦手に思っていた勉強に得意意識が生まれて、そのままがんばれたそうです。」
性格にも寄りますが、上田はどちらかというと逆で、周りがエリートぞろいだと燃えるタイプです。
「絶対無理だよ!」
って言われると、それを成し遂げて「うまくいったじゃん!!」って言ってやろうと思っちゃいますね。
ほんとに性格によるので、どちらが良い悪いではないですが、
上田調べでは、
自分が、集団の中で、上位の方に位置している方が自信を持ってすごせるから好転する
ってひとが6~7割な気がしています。
やはり、エリート集団であきらかに足を引っ張るのは抵抗があるようですね。
もう一人の勉強の話もあります。
「中学生は、高校選びの時に、漢検、英検の3級や準2級をとろうとします。」
その生徒は、ずっと「漢検3級」に挑戦していたのですが、
なかなか良い結果に恵まれずにいました。
そんななか、じゃあ「英検3級」を受けてみよう!
と今回受けてみました。
すると、スッと受かっちゃいました。
(#まずは1次試験)
(#面接頑張れ!!)
これもある意味、戦う場所をかえています。
漢検3級は、あんまり得意じゃない競技だったのでしょう。
勉強する気になるかも含めて、得意不得意な科目はあります。
不得意なことは、基本的には得意にはならず、よくて平均点程度です。
だったら、比較的得意なもので勝負する方がぜったいに良いと思います。
上田的には、わかりやすいたとえのつもりですが、
サッカーのゴールキーパーが、
「得点を取りたいのに取れない!」
って悩んでいる感覚です。
「いや!無理とは言わないけど、ポジション的に点、取れないじゃん!
点が取りたいのなら、フォワードに行けよ!!」
って感じ。
お金持ちになりたければ、
勉強ができるようになりたいのなら、
スポーツ選手になりたいのなら
芸術家になりたいのなら
それぞれの、なりたいもの、やりたいものを叶えるために、自分が今、最も適した場所にいるか
もしくは、最も適した場所に向かえているかは考えに考え抜かなければいけません。
ちなみに上田も
化学メーカーの研究職
をしているときよりも
塾の教室運営をしている方が、
塾の教室運営を会社員でやるよりも、経営者としてやるほうが楽しいし、活躍しています。
それは、本を読んで、新しい知識を付けて、その中からやってみたいことをやってみる。
そうすると、そのやってみたことを辞めたいか、もっと上手になりたいって気持ちになるので、上手になるために勉強する。の繰り返し。
常に自分の一番輝ける場所ってどこだろう?の視点は重要で、
今いる場所で、成果が出ていないのなら、戦う場所を変えてみる
ってのも良いかもよ。って話でした。
現場からは以上です。
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