ときわ台教室のメッセージ
定期テスト:傾向変化に合わせた対策を!
2024.11.07
こんにちは。城南コベッツときわ台教室です。
今月は公立中学校の皆さんは2学期期末考査を中旬に控えていますね。
特に中学3年生にとっては、高校入試に向けた内申点が決まる試験でも
あるので、誰もが全力で臨んでくることは皆さんも容易に想像できると
思います。
では、この入試にかかわる最後の考査にむけて、最近は学校の先生も
高校入試の傾向変化を踏まえて、問題を作成されていらっしゃいますので、
それに向けた対策を書いていきます。
1,問題数の増加
近年の高校入試のキーワードは
「正しい情報処理を行うスピードが求められる試験」です。
それに伴い、選択問題であれば、選択肢の量が3択4択ではなく、10個20個と
非常に多い言葉の中から正しいものを選ぶ、という問題が多くあります。
これは、ほぼ記述問題と同様の思考が試されますので、しっかりと
一問一答はすぐに正しい答えが出てくるように訓練していきましょう。
2,思考力を問う問題の増加
単純な知識の暗記だけでなく、応用力や思考力を問う問題が増えています。
例えば、数学であれば公式をそのまま当てはめるような典型問題ではなく、
ワンクッション工夫を加えていく必要のある応用問題の量が増えています。
ですので、学校のワークだけでなく、通塾している生徒さんであれば問題集の
応用問題までしっかりと対策をしておくことをお勧めします。
3,理科・社会は、統計データや図表の活用問題を要チェック。
理科や社会では、都立高校入試の傾向を踏まえて、データや図表の読み取り、
考察を記述させる問題が増えています。
学校の問題集(ワーク)にも統計や図表からどのようなことが読み取れますか?
という問題が含まれています。そうした問題も軽視せずに、しっかりと
取り組んでいきましょう!
このような点から、「山を張る」であったり、ある分野を集中して
暗記して乗り切ろうという勉強法では、得点を稼げない問題に変化してきて
います。以前は「一夜漬け」で乗りきれたものも、今年の定期テスト内容
を見ていきますと、そうではなくなっていることが、各学校、顕著に
現れていますので、ラスト一週間は、上記の応用問題にも恐れずに着手
していただきたいと思います。