赤羽南教室のメッセージ
何これ?!変わりすぎ!! 2年後の大学入学共通テスト
2023.03.16
本日は、2025年度の大学入学共通テストの変更点についてのお話です。
それでは早速、試作問題を見てみましょう。
国語(リンクをクリックしてください)
数学Ⅰ・A(リンクをクリックしてください)
数学Ⅱ・B(リンクをクリックしてください)
現在は日本の教育改革の過渡期であります。
現在の高校1年生から、新学習指導要領が適用されました。
センター試験が「大学入学共通テスト」に変わったのが2021年ですが、この変更は、2025年度の新課程で勉強してきた生徒たちに適用するための準備段階としての位置づけになります。
センター試験から共通テストに変わり、問題量が増えた、難易度が上がったといったことが言われてきましたが、全ては2025年度に向けた準備の一環です。
共通テストを作成している大学入試センターは、2025年度の問題作成の方針を下記の通りに公表しています。
- 大学入学志願者が高等学校教育の成果として身に付けた,知識・技能や思考力・判断力・表現力等を問う問題作成
- 各教科・科目の特質に応じた学習の過程を重視した問題作成
- 多様な受験者の学力を適切に評価する試験問題の作成
注目したいのは、1と2です。
1の「知識」については、「深い理解を伴った知識の質を問う問題」や「知識や技能を活用し思考力・判断力・表現力等を発揮して解く問題」と書かれています。
かなり端的に言えば、鎌倉幕府ができたのが1192年という事実だけ覚えてきても、解けませんよ~といったことが言いたいのです。鎌倉幕府ができた経緯や、時代背景など、知識を点ではなく平面に広がるような状態で身につけてほしいと考えているわけです。
2の「学習の過程」については、新学習指導要領の中にある『主体的で・対話的な学び』に近くなるような場面設定や資料の読み取りと言った要素を問題に取り入れるといっています。
小学校で受けたことのある、国の学力調査のような問題をイメージしてください。問題の初めに対話分があり、その会話で取り上げられたテーマについて出題される形です。
本日のブログはここまでとし、次回は一連の教育改革に対して、私たちがどういった指導をしているのかについて書きます。
次回も是非ご覧ください。
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