赤羽南教室のメッセージ
【大学受験の推薦入試】推薦組は大学入学後が大変って聞いたけど、本当...?! | 北区の学習塾なら城南コベッツ赤羽南教室
2023.11.24
こんにちは、城南コベッツ赤羽南教室です。
大学入試の対策を強みにしている私たちですが、
「一般入試」だけでなく「推薦入試」も力を入れております。
お困りの方は、是非とも、赤羽南教室へお問い合わせください!
お通いの生徒の保護者の方から、こんなご質問をいただきました。
大学に推薦で合格して入学した人って、
大学を結局は辞める人が多いって聞いたんですけど、どうなんですか?
このご質問に回答する前に、まずは推薦受験の今についてお話します。
↓↓↓
上記グラフからもわかる通り、今の大学入試では、
大学入学者の半数以上が推薦入試で得た合格によって、大学に入学しています。
現在では、大学入試を考える人は、
ほとんど全員が推薦入試は受けるものだと思って差し支えありません。
ただし今日は、推薦受験の合格のための話ではなく、
『推薦で合格したあとは、どうなるの...?』という話をお伝えします。
冒頭の保護者の方のご質問ですが、
推薦合格者は、大学に入学しても、辞める人が多いのは本当なのでしょうか?
私が以前、大学担当者から聞いた話だと、
推薦で入学した人の50%以上が退学する事態
に、大学側が大変困っているというのです。
この話をした大学の先生は、河合塾の偏差値で57.5の大学の教員です。
無名の大学の話ではなく、多くの高校生が目指す、みなさんもよくご存知の大学です。
なぜそんなことが起こるのか?
推薦で入学した生徒が、大学の授業についていけずに退学するケースが後を絶たないからです。
「多様性」が大学にも求められる昨今、
文部科学省が奨励する「高大接続型の入試」の仕組みが上手くいっているのは、
国公立大学と早慶上智といった難関校に限った話です。
この上位の難関校では、
推薦受験者に、評定平均4.3以上といった非常に厳しい出願条件を、受験者に課しています。
高校での勉強にもしっかり取り組んだ推薦受験者は、「授業の聞き方」も身についています。
「問題処理能力」も「情報収集力」も十分に身に着けていないと、高いレベルの推薦入試を突破できないので、入学時点で十分に選抜されているのです。
ですから入学後は、推薦合格者と一般入試の合格者の学力には、遜色ありません。
推薦合格者は、得意の文章作成能力を活かし、一般合格者は、持ち前の知識や計算力を活かすことで、異なる得意分野を融合させながら切磋琢磨することができます。
...
一方、入学後に困るのは、
指定校推薦で 難関校以外の理系の大学に進んだ人です。
私の知っている生徒に、こんな生徒がいました。
高校の授業で、数ⅡBと数ⅢC を履修していないのに、
高校が大学の指定校枠を使って、理系の大学に合格させてしまった生徒がいたのです。
生徒の人数を集めたい大学と、合格実績を出した高校が組み合わさると、
そういうことが、事実、本当に起きてしまうのです。
さすがに大学も状況をそのままにしておけないので、
推薦合格者に対して入学前の課題を課しています。
①映像授業+事前課題
②4~7日間の対面授業
この①②が推薦合格者の必須課題なのです。
まず、推薦合格者には大学から自宅にDVDが送られてきます。
このDVDは、某予備校の映像授業セットです。
これを視聴して、学生は入学前に最低限の知識を身に着けなければなりません。
それをしたうえで課題をこなす必要があります。
そして2月か3月になると、大学で対面授業があります。
大学は学生に予備校講師とは言わないですが、予備校講師が派遣されて授業をします。
当教室の数学責任者は、実際に大学に依頼されて登壇したことがあるので、これは事実です。
この大学の入学準備授業に出講した時の話です。
↓↓↓
数学の入学準備授業を大学にしに行くと、
生徒が直線の式から、グラフを書けないのです。
これが現すのはどういう事実か?
その生徒は、中学1年生の数学ができないということです。
高校に大学の指定校の枠を利用して入学する「学校推薦型」というのは、そういった高校時代にまともに勉強してこなかった人が入学してしまうこともあるということです。
講師は大学から、
『この4日間で、学生の学力をなんとかしてほしい』と言われますが、どうにもできません。
何しろ、何年間もちゃんと勉強してこなかった人には、
「授業を聞くこと」「説明を理解すること」「正確に計算すること」等々、あらゆる力が足りていません。
当教室はそういう生徒を、絶対に出しません。
受かればそれでOKという、付け焼き刃てきな指導は絶対にしません。
上記のような事例や、退学率50%という数字は、
高校と大学の無責任に端を発しています。
当教室では、こうした中途半端な指導ではなく、
本人の努力が最大限 報われる結果となり、なおかつ、大学生活の充実をとことん追求します。
そこまで考えた指導でなければ、学習塾をしている意味がありません。
読者の方には、本当に甘い言葉に騙されないでほしいと思います。
インスタ、ユーチューブで見かける甘い言葉を信じないでください。
大学入試に抜け道はありません。
無責任な甘い言葉を見抜き、正しいことを教えてくれる塾・予備校を選んでください。
一生を左右する大学入試という機会に、しっかりと向き合う指導者について行ってください。
本日のブログはここまでといたします。
推薦対策について、さらに知りたい方は是非 教室へお越しいただけますと詳細にお話することができます。
城南コベッツ赤羽南教室
~人間的成長なくして学力の成長なし~
東京都北区赤羽南1-3-7 セキネビル3F
(赤羽駅南改札より徒歩2分)
℡.:03-6903-8030
Mail: covez_akabaneminami@johnan.co.jp
※電話対応時間:㈫~㈮ 15:30~21:00 / ㈯ 13:00~20:30
大学入試の対策を強みにしている私たちですが、
「一般入試」だけでなく「推薦入試」も力を入れております。
お困りの方は、是非とも、赤羽南教室へお問い合わせください!
お通いの生徒の保護者の方から、こんなご質問をいただきました。
大学に推薦で合格して入学した人って、
大学を結局は辞める人が多いって聞いたんですけど、どうなんですか?
このご質問に回答する前に、まずは推薦受験の今についてお話します。
↓↓↓
上記グラフからもわかる通り、今の大学入試では、
大学入学者の半数以上が推薦入試で得た合格によって、大学に入学しています。
現在では、大学入試を考える人は、
ほとんど全員が推薦入試は受けるものだと思って差し支えありません。
ただし今日は、推薦受験の合格のための話ではなく、
『推薦で合格したあとは、どうなるの...?』という話をお伝えします。
冒頭の保護者の方のご質問ですが、
推薦合格者は、大学に入学しても、辞める人が多いのは本当なのでしょうか?
私が以前、大学担当者から聞いた話だと、
推薦で入学した人の50%以上が退学する事態
に、大学側が大変困っているというのです。
この話をした大学の先生は、河合塾の偏差値で57.5の大学の教員です。
無名の大学の話ではなく、多くの高校生が目指す、みなさんもよくご存知の大学です。
なぜそんなことが起こるのか?
推薦で入学した生徒が、大学の授業についていけずに退学するケースが後を絶たないからです。
「多様性」が大学にも求められる昨今、
文部科学省が奨励する「高大接続型の入試」の仕組みが上手くいっているのは、
国公立大学と早慶上智といった難関校に限った話です。
この上位の難関校では、
推薦受験者に、評定平均4.3以上といった非常に厳しい出願条件を、受験者に課しています。
高校での勉強にもしっかり取り組んだ推薦受験者は、「授業の聞き方」も身についています。
「問題処理能力」も「情報収集力」も十分に身に着けていないと、高いレベルの推薦入試を突破できないので、入学時点で十分に選抜されているのです。
ですから入学後は、推薦合格者と一般入試の合格者の学力には、遜色ありません。
推薦合格者は、得意の文章作成能力を活かし、一般合格者は、持ち前の知識や計算力を活かすことで、異なる得意分野を融合させながら切磋琢磨することができます。
...
一方、入学後に困るのは、
指定校推薦で 難関校以外の理系の大学に進んだ人です。
私の知っている生徒に、こんな生徒がいました。
高校の授業で、数ⅡBと数ⅢC を履修していないのに、
高校が大学の指定校枠を使って、理系の大学に合格させてしまった生徒がいたのです。
生徒の人数を集めたい大学と、合格実績を出した高校が組み合わさると、
そういうことが、事実、本当に起きてしまうのです。
さすがに大学も状況をそのままにしておけないので、
推薦合格者に対して入学前の課題を課しています。
①映像授業+事前課題
②4~7日間の対面授業
この①②が推薦合格者の必須課題なのです。
まず、推薦合格者には大学から自宅にDVDが送られてきます。
このDVDは、某予備校の映像授業セットです。
これを視聴して、学生は入学前に最低限の知識を身に着けなければなりません。
それをしたうえで課題をこなす必要があります。
そして2月か3月になると、大学で対面授業があります。
大学は学生に予備校講師とは言わないですが、予備校講師が派遣されて授業をします。
当教室の数学責任者は、実際に大学に依頼されて登壇したことがあるので、これは事実です。
この大学の入学準備授業に出講した時の話です。
↓↓↓
数学の入学準備授業を大学にしに行くと、
生徒が直線の式から、グラフを書けないのです。
これが現すのはどういう事実か?
その生徒は、中学1年生の数学ができないということです。
高校に大学の指定校の枠を利用して入学する「学校推薦型」というのは、そういった高校時代にまともに勉強してこなかった人が入学してしまうこともあるということです。
講師は大学から、
『この4日間で、学生の学力をなんとかしてほしい』と言われますが、どうにもできません。
何しろ、何年間もちゃんと勉強してこなかった人には、
「授業を聞くこと」「説明を理解すること」「正確に計算すること」等々、あらゆる力が足りていません。
当教室はそういう生徒を、絶対に出しません。
受かればそれでOKという、付け焼き刃てきな指導は絶対にしません。
上記のような事例や、退学率50%という数字は、
高校と大学の無責任に端を発しています。
当教室では、こうした中途半端な指導ではなく、
本人の努力が最大限 報われる結果となり、なおかつ、大学生活の充実をとことん追求します。
そこまで考えた指導でなければ、学習塾をしている意味がありません。
読者の方には、本当に甘い言葉に騙されないでほしいと思います。
インスタ、ユーチューブで見かける甘い言葉を信じないでください。
大学入試に抜け道はありません。
無責任な甘い言葉を見抜き、正しいことを教えてくれる塾・予備校を選んでください。
一生を左右する大学入試という機会に、しっかりと向き合う指導者について行ってください。
本日のブログはここまでといたします。
推薦対策について、さらに知りたい方は是非 教室へお越しいただけますと詳細にお話することができます。
城南コベッツ赤羽南教室
~人間的成長なくして学力の成長なし~
東京都北区赤羽南1-3-7 セキネビル3F
(赤羽駅南改札より徒歩2分)
℡.:03-6903-8030
Mail: covez_akabaneminami@johnan.co.jp
※電話対応時間:㈫~㈮ 15:30~21:00 / ㈯ 13:00~20:30