城南コベッツ赤羽南教室

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赤羽南教室のメッセージ

【りんご塾】見習うべき自発性を持った子供たち!〈算数オリンピック〉〈算数検定〉〈論理的思考力〉

2024.05.23

こんにちは。
城南コベッツ赤羽南教室の柴です。

先日のブログでは中高生の様子をお伝えしましたが、
今回は年中から小3が通う、「りんご塾」での生徒の様子をお伝えします。

平年の5月より高い気温が続いていますが、
暑さに慣れていないこの時期は体調を崩しやすいと言われています。
新学期が始まって少し経過し、様々なことにエンジンがかかり始めている今こそ、
自分の体調の変化に気を配る必要があるのかもしれません。

本題に入る前に。
平年並みもしくは平年以上の気温の高さを感じるのは、「地球温暖化」が原因のひとつとされていますが、これは間違いなく人間が作り出したものであって、広い意味で考えれば「自業自得」のようなものかもしれません。

しかし、これから未来を生き、様々な問題を抱える地球上で生き抜かなければいけない若い世代に(もちろん現代を生きる人皆に共通することですが)すべて罪があるかと問われれば、NO!ではないでしょうか?

私は将来子供が欲しいなどと話したら、友人は、
「生きにくい世の中で生きる子供がかわいそう」
と言うのです。10代でそのようなことを考えるのかと驚くとともに、自分の考え方は安易であり、少し危機感を持つべきなのかもしれない、と再考させられました。

環境問題に限らず、長年の社会問題の解決は容易なことではありませんが、
少しでもこれからの世代が心地良く生活するためには、どうすればいいのか?
まだ難しい言葉も社会問題についても、「なにそれ?」と笑顔で聞いてくれるような生徒たちが、大きくなり様々な問題に直面して、取り返しのつかない状態であったら、だれが責任を取るのでしょうか?

これは自分の子、孫、その先の世代も決して明るい未来と言い切れないことから考えられるものであって、打開策を見つけ出す必要がありそうです。

さて、当教室の「りんご塾」には、年中から小3までの生徒が所属します。
毎週楽しそうに幼稚園や学校であったことを教えてくれたり、最近の出来事、自分の好きなことについて話してくれたり、元気な姿で通ってくれています。私は講師として教えているつもりが、自然と子どもたちからエネルギーをもらいます。

生徒は普段、様々なことに興味を持ちます。
わからない言葉を「どういう意味?」と聞いてくれるだけでなく、
自分で考えようと、持っている知識をフル活用します。
それでもわからなかったら「ヒントほしい!」と聞いて、辞書を使って調べて、自ら答えを導きます。

また、ひとつの教材をやるにしても、「今日ここまでやる」と決めたことに関しては、最後までやり抜き、「もう少しできそう」や「早く終わったら本を読みたい」など、教材を進める子どもたちの自発的な姿に何度も感心させられます。

子供たちの探求力は将来につながると確信しています。
無理やりやらされているとか、皆がやっているからやるとか、誰かに流されてやるのではなく、毎回楽しみに来てくれます。時にやる気が起きない時でも、一緒に勉強する仲間たちに感化されながら、自らやるべきことを見つけ、興味のあることをとことん追求する生徒の姿を見て、安心する自分がいます。

以前「語彙力」について述べましたが、「語彙力」に関しても生徒自らが吸収しようとすることが必要とされます。誰かに〇〇しなさいと言われてやることほど効率の悪いものはありません。当教室に通う生徒は「自発性」に富んでいるからこそ、効率よく、楽しく、学ぶことができるのではないでしょうか。

現代の世の中は特に「自発性」に関して欠けていると思います。
流行を追うことに関しても、誰かに同調して自らの孤立を回避する。
それが悪い方向へ行けば、デマ情報に対してその後の被害を想像せず人が集まる。

誰かに影響を受けることを否定しているのではなく、自分の意志を持たないことに問題があると考えます。相手に同調することがすべて良いこととは限りません。今何が必要で、今の行動は未来の何に繋がっているのかを考えながら、自分の行動に責任を持ち決定していくことが大切なのです。

全てが自分中心に回っていて、それが「個性」であり「多様性」だと人は言うけれど、もしそれがただの「自己満足」だとすれば、それは悪い循環を導いています。

誰かがやってくれるろう。後のことは私には関係ない。という感情は決して「自発性」などではありません。自発性を持つことは、今の社会問題への無関心を奪還することや、将来を考えて行動することにつながると思います。

10人生徒がいれば10人の得意な事や苦手なことがあって、それぞれ違う意思を持つのは当たり前のことです。どんな状況でも芯をもって取り組むことや周りに必要以上に流されないことは、問題を抱える世の中でこれから心地良く過ごすためのスパイスになるのではないでしょうか。

「自発性」をもって、頑張りたいと前向きに机に向かうりんご塾の生徒を応援したいと心から思います。

今回はここまでです。

ありがとうございました!




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