赤羽南教室のメッセージ
「大学受験生が陥りがちな問題点 - アドバイスを無視していませんか?
2024.10.02
皆さん、こんにちは!
城南コベッツ赤羽南教室です。
実は、城南コベッツ赤羽南教室には、同じ会社内で運営をしている予備校があります。
大学受験予備校で、高校生たちが通っています。
先日、この大学受験予備校で、文系の高校3年生と話す機会がありました。
世界史の授業を受講している生徒だったのですが、そのやり取りから、大学受験生が陥りがちな問題点を強く感じたので、今回はそれについてお話しします。
この予備校では、授業後に確認テストを行っています。
授業の内容が理解できているかを、確認する簡易的なテストです。
ところが、その生徒はこのテストでたくさんバツがつきました。
私は「テキストを振り返って、答えを見つけ出すように」と告げました。
すると、この生徒は、テキストを開いたものの、5分経っても、テキストのどこに答えが書いてあるのかを見つけられないのです。
どうやって授業を受けたのでしょうか?
「本当に授業を受けたの?」と聞きたくなるほどでしたが、まず生徒の話を聞きました。
その生徒は「世界史の流れがつかめていない」と言いました。
そこで、「まずは教科書を読んで全体の流れを把握してから授業を受けると良いよ」とアドバイスをしました。
すると、驚くべきことに、その生徒は教科書を持っていないというのです。
私は思わず、「そんなことあるか?」とキレたくなりました。
高校3年にもなって、教科書も読まずに世界史の成績が上がらないと嘆いているなんて、何を考えているんでしょうか。
でも私は、この生徒とは初対面だったので、一応冷静に「すぐに教科書を買って読んでみて」と伝えてみました。
しかし、この一連のやり取りの間、この生徒は終始ふてくされて、椅子の背もたれに寄りかかっていたのです。
ーー無視し続けるアドバイス - 何を目指しているのか?
この生徒は、実は、世界史が苦手で予備校の授業についていけないため、個別指導にも通って世界史を受講しているということでした。
驚いたことには、その個別指導塾でも「教科書を買ったほうが良い」と同様のアドバイスを受けているというのです。
それにもかかわらず、この生徒はそのアドバイスを無視し続けているということです。
一体何がしたいんでしょうね、こいつは。
バカなのか、ケンカ売ってるのか、どっちなんでしょう。
いずれにしろ、時間もお金もしている努力もすべて無駄ですよね。
周りの大人がこれだけサポートしようとしているのに、肝心の本人がこの態度では、何も変わりません。
この生徒は相変わらず、椅子にもたれかかって、しかめ面をしていました。
私はもうこの生徒にアドバイスする気を無くしました。
「お前もういいや、早く戻りな。」といって座席を立たせて、受講スペースへ帰しました。
この生徒が例外的なわけではありません。
事実、私がこれまでに見てきた多くの中学生や高校生が似たり寄ったりの状態に陥っているのです。
自分の考えに固執し、講師や教師のアドバイスを聞き入れず、指摘を受けると不機嫌になる。
このような姿勢では、成績は決して伸びません。
ーー 受験の現実 - 他人との競争
大学受験というのは、非常にシビアな競争の場です。
模試の偏差値、志望校の合格判定、全てが自分以外の多くの受験生との戦いです。
この競争で勝ち抜くためには、自分の弱点を認め、改善する姿勢が絶対に必要です。
しかし、今の自分のやり方に固執し、周囲の大人からのアドバイスを無視する生徒は、残念ながらこの競争に勝ち残ることはできません。
受験勉強というのは、自分一人だけの世界ではないのです。
他の生徒たちも同じように一生懸命に勉強し、日々成績を上げようと努力しています。
だからこそ、謙虚に自分の不足点を認識し、それを補うための行動が必要なのです。
私たち講師が生徒に対して指摘やアドバイスをするのは、彼らの成績を上げるためです。
彼らの努力を無駄にしないための最善の助言をしているのです。
それにもかかわらず、そのアドバイスを聞き入れずにふてくされ、自分の方法を貫こうとする姿勢は、本人の成長を妨げています。
ーー受験は他人事ではない - 成績を伸ばす生徒の共通点
ここの話を聞いて「自分は違う」と思っている受験生もいるかもしれません。
しかし、本当にそうでしょうか?
人から受けたアドバイスをしっかりと受け止め、自分を顧みていますか?
本気で改善しようとしていますか?
誰かが指摘されている場面を目撃したとき、自分のことのように感じられているでしょうか?
他人のミスやアドバイスも、自分の成長の糧にできる人こそ、成績が伸びていきます。
成績が伸びる生徒は、謙虚に自分の課題に向き合い、アドバイスを素直に受け入れ、それを実行できる生徒です。
学力を伸ばすためには、間違いや弱点を認め、それを克服するための行動が不可欠です。
そして、その行動を助けるために、講師や教師が存在するのです。
ーー成績が伸びる人間は、アドバイスを受け入れる人間
くどいようですが、受験という戦いは、自分との戦いだけではなく、他人との競争です。
その中で優れた結果を出すためには、素直に人から受けたアドバイスを受け入れ、自分の勉強法に取り入れる姿勢が必要だということを改めて強調します。
今日から、自分の学習態度を見直し、他人のアドバイスを成長の機会として受け入れてみてください。
そうすることで、自分に小さな変化が起きて、気づかないような小さな変化の積み重ねによって、成績が伸び始めるはずです。
受験という厳しい現実の中で、成績を伸ばすために最も重要なのは、自分の頑固さを手放し、周りのアドバイスに耳を傾ける姿勢です。
そしてそのアドバイスを活かして、改善に努めていくことで、努力も初めて実を結びます。
人が変わるのには時間がかかります。
是非今日から意識してみてください。
気づいたときに、あなたの未来は大きく変わっているかもしれません。
次回は、この高3の世界史受講生の後日談です。
ふてくされた彼は、次にどんな行動をとるのでしょうか?
お楽しみに。
城南コベッツ赤羽南教室
~人間的成長なくして学力の成長なし~
東京都北区赤羽南1-3-7 セキネビル3F
(赤羽駅南改札より徒歩2分)
℡.:03-6903-8030
Mail: covez_akabaneminami@johnan.co.jp
※電話対応時間:㈫~㈮ 15:30~21:00 / ㈯ 14:30~20:30
城南コベッツ赤羽南教室です。
実は、城南コベッツ赤羽南教室には、同じ会社内で運営をしている予備校があります。
大学受験予備校で、高校生たちが通っています。
先日、この大学受験予備校で、文系の高校3年生と話す機会がありました。
世界史の授業を受講している生徒だったのですが、そのやり取りから、大学受験生が陥りがちな問題点を強く感じたので、今回はそれについてお話しします。
この予備校では、授業後に確認テストを行っています。
授業の内容が理解できているかを、確認する簡易的なテストです。
ところが、その生徒はこのテストでたくさんバツがつきました。
私は「テキストを振り返って、答えを見つけ出すように」と告げました。
すると、この生徒は、テキストを開いたものの、5分経っても、テキストのどこに答えが書いてあるのかを見つけられないのです。
どうやって授業を受けたのでしょうか?
「本当に授業を受けたの?」と聞きたくなるほどでしたが、まず生徒の話を聞きました。
その生徒は「世界史の流れがつかめていない」と言いました。
そこで、「まずは教科書を読んで全体の流れを把握してから授業を受けると良いよ」とアドバイスをしました。
すると、驚くべきことに、その生徒は教科書を持っていないというのです。
私は思わず、「そんなことあるか?」とキレたくなりました。
高校3年にもなって、教科書も読まずに世界史の成績が上がらないと嘆いているなんて、何を考えているんでしょうか。
でも私は、この生徒とは初対面だったので、一応冷静に「すぐに教科書を買って読んでみて」と伝えてみました。
しかし、この一連のやり取りの間、この生徒は終始ふてくされて、椅子の背もたれに寄りかかっていたのです。
ーー無視し続けるアドバイス - 何を目指しているのか?
この生徒は、実は、世界史が苦手で予備校の授業についていけないため、個別指導にも通って世界史を受講しているということでした。
驚いたことには、その個別指導塾でも「教科書を買ったほうが良い」と同様のアドバイスを受けているというのです。
それにもかかわらず、この生徒はそのアドバイスを無視し続けているということです。
一体何がしたいんでしょうね、こいつは。
バカなのか、ケンカ売ってるのか、どっちなんでしょう。
いずれにしろ、時間もお金もしている努力もすべて無駄ですよね。
周りの大人がこれだけサポートしようとしているのに、肝心の本人がこの態度では、何も変わりません。
この生徒は相変わらず、椅子にもたれかかって、しかめ面をしていました。
私はもうこの生徒にアドバイスする気を無くしました。
「お前もういいや、早く戻りな。」といって座席を立たせて、受講スペースへ帰しました。
この生徒が例外的なわけではありません。
事実、私がこれまでに見てきた多くの中学生や高校生が似たり寄ったりの状態に陥っているのです。
自分の考えに固執し、講師や教師のアドバイスを聞き入れず、指摘を受けると不機嫌になる。
このような姿勢では、成績は決して伸びません。
ーー 受験の現実 - 他人との競争
大学受験というのは、非常にシビアな競争の場です。
模試の偏差値、志望校の合格判定、全てが自分以外の多くの受験生との戦いです。
この競争で勝ち抜くためには、自分の弱点を認め、改善する姿勢が絶対に必要です。
しかし、今の自分のやり方に固執し、周囲の大人からのアドバイスを無視する生徒は、残念ながらこの競争に勝ち残ることはできません。
受験勉強というのは、自分一人だけの世界ではないのです。
他の生徒たちも同じように一生懸命に勉強し、日々成績を上げようと努力しています。
だからこそ、謙虚に自分の不足点を認識し、それを補うための行動が必要なのです。
私たち講師が生徒に対して指摘やアドバイスをするのは、彼らの成績を上げるためです。
彼らの努力を無駄にしないための最善の助言をしているのです。
それにもかかわらず、そのアドバイスを聞き入れずにふてくされ、自分の方法を貫こうとする姿勢は、本人の成長を妨げています。
ーー受験は他人事ではない - 成績を伸ばす生徒の共通点
ここの話を聞いて「自分は違う」と思っている受験生もいるかもしれません。
しかし、本当にそうでしょうか?
人から受けたアドバイスをしっかりと受け止め、自分を顧みていますか?
本気で改善しようとしていますか?
誰かが指摘されている場面を目撃したとき、自分のことのように感じられているでしょうか?
他人のミスやアドバイスも、自分の成長の糧にできる人こそ、成績が伸びていきます。
成績が伸びる生徒は、謙虚に自分の課題に向き合い、アドバイスを素直に受け入れ、それを実行できる生徒です。
学力を伸ばすためには、間違いや弱点を認め、それを克服するための行動が不可欠です。
そして、その行動を助けるために、講師や教師が存在するのです。
ーー成績が伸びる人間は、アドバイスを受け入れる人間
くどいようですが、受験という戦いは、自分との戦いだけではなく、他人との競争です。
その中で優れた結果を出すためには、素直に人から受けたアドバイスを受け入れ、自分の勉強法に取り入れる姿勢が必要だということを改めて強調します。
今日から、自分の学習態度を見直し、他人のアドバイスを成長の機会として受け入れてみてください。
そうすることで、自分に小さな変化が起きて、気づかないような小さな変化の積み重ねによって、成績が伸び始めるはずです。
受験という厳しい現実の中で、成績を伸ばすために最も重要なのは、自分の頑固さを手放し、周りのアドバイスに耳を傾ける姿勢です。
そしてそのアドバイスを活かして、改善に努めていくことで、努力も初めて実を結びます。
人が変わるのには時間がかかります。
是非今日から意識してみてください。
気づいたときに、あなたの未来は大きく変わっているかもしれません。
次回は、この高3の世界史受講生の後日談です。
ふてくされた彼は、次にどんな行動をとるのでしょうか?
お楽しみに。
城南コベッツ赤羽南教室
~人間的成長なくして学力の成長なし~
東京都北区赤羽南1-3-7 セキネビル3F
(赤羽駅南改札より徒歩2分)
℡.:03-6903-8030
Mail: covez_akabaneminami@johnan.co.jp
※電話対応時間:㈫~㈮ 15:30~21:00 / ㈯ 14:30~20:30