2021.11.18
本日は大学入試の出願校を決めるときのコツについてお話します。
現在の大学入試は1つの大学学部学科を受験するにも様々な方式があり、どの制度を利用することが一番いいのかわからない、という声をよく聞きます。
まず一番大切なことは大学入試を受けるにあたってのコンセプトを明確にすることです。
このコンセプトがブレてしまうと併願校を選ぶときの基準がわからなくなってしまいます。
ではコンセプトとはどのようなことを決めればいいのでしょうか。
①2022年度入試で必ず進学先を確定させるのか、特定の大学への強いこだわりがあるのか
前者を選択するのであれば慎重な出願スケジュールを組む必要があります。
後者の場合であれば究極的には進学意志のない大学の受験は不要になります。
②志望する学部学科については明確に決まっているか、ある程度幅広く考えるか
専門性の強い(または資格取得が最優先など)場合は必然的にこだわりが強くなります。
そうでなければやりたいことに近い学部を選択肢に入れるだけで受験機会は拡充できます。
③進学の地理的範囲は明確になっているか
東京・神奈川の場合はほとんどのケースが自宅から通学できる大学となると思いますが、親戚が住んでいるなどで特定の地域であれば進学可能というケースもあるかと思います。
また大学によっては学部や就学年次によってキャンパスが異なるケースもあります。
併願校を決定する際には必ず大学のホームページでキャンパス所在地を確認しましょう。
今回は一番の土台になるコンセプトの決め方についてお話をしました。
次回は私立大学の「大学入学共通テスト利用方式」についてお話をしようと思います。
出願校に関してご相談したいことなどありましたらお気軽にご連絡ください。