2022.10.29
2022.10.28
【受付時間】(休館日を除く)
15:30~20:00
【11月休館日】(教室への入室はできません)
日曜日
2022.10.17
日本人の読解力が低下していると言われています。
2019年12月に公表された「国際学習到達度調査」において、
15歳以下の日本人の読解力が8位から15位に下落するといった
事態が起きました。
中でも、取り上げられている事柄を評価・批判する類の設問の正答率が低く、
特に、「質と信ぴょう性を評価する」「矛盾を見つけて対処する」ことが
低いといった結果になりました。
これらについて、何が原因であるかを分析するのは非常に難しいのですが、
1つ、短絡的に「答え」を求められることが増えたな、と感じることがあります。
なぜ作者はここでこの表現を使ったのだろうか、
なぜこの公式が成り立つのだろうか、
なぜ山間の地方ではこういった特産物があるのだろうか...
こういった「なぜ」は自分で考え、深める事で大きな学びとなります。
ただ、現代はインターネットで検索すればすぐに「答え」が出てきますし、
そういた「考えずに調べる」習慣がついたことで、仮説を立てたり、
類推することが減ってしまったのではないか、とも考えています。
もちろん、「調べる」事は悪くないですし、むしろ疑問を解決する姿勢は
褒められるべきことだと思います。
ただし、考えて(仮説を立てて)調べることで、
より深い所での理解・学びに繋がるのではないかとも思います。
コベッツの基本姿勢は、「発問型」の対話です。
これは、すぐに答えを提示するのではなく、
「どうして」「なぜ」を深堀することで、自ら考える姿勢を促すものです。
こうした姿勢を持たせ続けることで、考える習慣がついてくると信じています。
2019年12月に公表された「国際学習到達度調査」において、
15歳以下の日本人の読解力が8位から15位に下落するといった
事態が起きました。
中でも、取り上げられている事柄を評価・批判する類の設問の正答率が低く、
特に、「質と信ぴょう性を評価する」「矛盾を見つけて対処する」ことが
低いといった結果になりました。
これらについて、何が原因であるかを分析するのは非常に難しいのですが、
1つ、短絡的に「答え」を求められることが増えたな、と感じることがあります。
なぜ作者はここでこの表現を使ったのだろうか、
なぜこの公式が成り立つのだろうか、
なぜ山間の地方ではこういった特産物があるのだろうか...
こういった「なぜ」は自分で考え、深める事で大きな学びとなります。
ただ、現代はインターネットで検索すればすぐに「答え」が出てきますし、
そういた「考えずに調べる」習慣がついたことで、仮説を立てたり、
類推することが減ってしまったのではないか、とも考えています。
もちろん、「調べる」事は悪くないですし、むしろ疑問を解決する姿勢は
褒められるべきことだと思います。
ただし、考えて(仮説を立てて)調べることで、
より深い所での理解・学びに繋がるのではないかとも思います。
コベッツの基本姿勢は、「発問型」の対話です。
これは、すぐに答えを提示するのではなく、
「どうして」「なぜ」を深堀することで、自ら考える姿勢を促すものです。
こうした姿勢を持たせ続けることで、考える習慣がついてくると信じています。
2022.10.03
皆さんは、「背景知識」という言葉を知っていますでしょうか?
現代文や英文でよく扱われるもので、
「ある知識を理解するのに必要な土台知識」といったものです。
受験現代文・受験英語においては、
「その文章を読むのにあたって知っておくと良い知識」といった文脈で
使われる事が多いです。
例えば、AIについての文章読解があったとします。
このとき、AIについてある程度知識のあるA君と、
AIについて全く知識のないB君では、
文章を読み進める時間や、意味理解が大きく異なるでしょう。
特に大学受験における現代文・英文は、
トレンドを意識したテーマが扱われる事が多いため、
これらの知識の有無が、有利不利に直結することになります。
では、背景知識はどのように習得すべきでしょうか。
1つは、「現代文のキーワード」といった書籍で学習する方法です。
ハンドブックなどの持ち運びやすい本が多いので、携帯しておきましょう。
もう1つは、「参考書・問題集」を扱いながら知識を蓄える方法です。
この場合は、できれば「テーマ別」になっている書籍を選びましょう。
これらと並行しながら、時事問題やトレンドにも目を配らせておきましょう。
背景知識を持っておくことで、飛躍的に文章理解が進むはずです。
現代文や英文でよく扱われるもので、
「ある知識を理解するのに必要な土台知識」といったものです。
受験現代文・受験英語においては、
「その文章を読むのにあたって知っておくと良い知識」といった文脈で
使われる事が多いです。
例えば、AIについての文章読解があったとします。
このとき、AIについてある程度知識のあるA君と、
AIについて全く知識のないB君では、
文章を読み進める時間や、意味理解が大きく異なるでしょう。
特に大学受験における現代文・英文は、
トレンドを意識したテーマが扱われる事が多いため、
これらの知識の有無が、有利不利に直結することになります。
では、背景知識はどのように習得すべきでしょうか。
1つは、「現代文のキーワード」といった書籍で学習する方法です。
ハンドブックなどの持ち運びやすい本が多いので、携帯しておきましょう。
もう1つは、「参考書・問題集」を扱いながら知識を蓄える方法です。
この場合は、できれば「テーマ別」になっている書籍を選びましょう。
これらと並行しながら、時事問題やトレンドにも目を配らせておきましょう。
背景知識を持っておくことで、飛躍的に文章理解が進むはずです。