こんにちは、城南コベッツ町田駅前教室・講師の麻生と高木です。
お盆期間で塾が休館となる中、社会の勉強方法について多くの質問をいただきました。
そこで、効果的な勉強方法を皆さんに伝授いたします。
少々長文になりますが、最後までお付き合いください。
さて、社会の勉強方法というと、多くの方が「単語を覚える科目」と捉えていると思います。
単刀直入に言うとこれでは成績は頭打ちです。
確かに単語を覚えることは必須ですが、単語だけを覚えることはあまりにも苦痛であり無意味な努力に終わってしまいます。
これは社会に限らず受験科目全般に言えることですが、
受験において必要な暗記とは「論理の流れを覚える」ことです。
歴史の勉強を例に挙げると、「織田信長」「豊臣秀吉」といった固有名詞を覚えたところで取れる点はたかが知れてます。
ここでおすすめしたい勉強方法は、単語ではなく文章で暗記することです。
先ほどの例で言うならば、「桶狭間の戦いや長篠の戦いで勢力を拡大させた織田信長が本能寺の変で明智光秀に謀反を起こされて不遇の死を迎え、山﨑の戦いで信長の後継者の地位を確立した豊臣秀吉がその後天下統一を果たした。」といった、時代の流れを抑えた暗記を行うことで学習がより効率的になります。
社会の教材において、もっとも洗礼された文章が掲載されいるものは「教科書」です。
教科書の文章をそのまま覚える勢いで読み込むことで、時代や物事の流れがより頭に入ってきます。
また、そのアウトプットとして、白紙の紙に時代の要点を時系列順に書き出すという勉強方法もかなり効果的です。(まとめ方の例を載せておきます。)
もちろん、これをすぐに飲み込むことができる生徒は少ないでしょう。
しかし、社会という科目を勉強する目的は、直面する問題がどのような原因で発生したのか、ある出来事が他にどのような影響を与えるのかを考察することにあります。
単語を覚えることに執着せず、物事の論理を理解することは、社会の勉強にとどまらず、
情報の錯乱する現代において論理的な問題解決を図るための思考過程を育む一助になると確信しています。
以上が、私たちが提案する社会の勉強方法です。
かなり私見の入るものとなりましたが、みなさんの学習の一助になればうれしいです!
このように城南コベッツでは、教科の学習方法を生徒一人一人に合わせて細かく指導しています。
無料で学習相談を実施していますので、学習方法に悩んでいる人はぜひ一度教室までご連絡ください。連絡先はこちらまで!
お待ちしています!!
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