城南コベッツ町田小川教室

　「100ます計算」が苦手（嫌い）なある小学生の得点が直近で25点⇒10点⇒5点と、どんどん下降していたので、不思議に思って原因を訪ねてみたのですが、当然のごとく（消え入るような声で）「わからない」の一言。しばらく、沈黙が続いたあとボソッと「できるものからやれたら...」と言うので、次回から「解く順番は好きにしていいよ」と告げると、いきなり22点と急回復し、その次は26点と自己最高得点が取れました。
　単純な計算問題だからこそ、モチベーションで結果が大きく左右されるのでしょうが、この子は「できそうなものを探す」ことにやる気が出たようです。ほとんどの生徒は迷わず最初から順番に解いてゆくのですが、以前、同様なことを言って虫食いのように解いていた子がいましたが、結果としてかなり短期間で100点満点を取ることができました。

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TEL ： 042-850-6551

　20年ほど前に「話を聞かない男、地図が読めない女」という本がベストセラーになりました。世界的な大調査の結果にもとづき筆者は「男女の違いとは、脳の構造の違いに起因している」と主張していました。
　教室で子どもたちの学習スタイルを見ていると「ノートを書かない男、手が抜けない女」というところでしょうか。「ノートに途中式を書かず感覚的に大量の問題を解くが正答率は低い子」と「問題～解説まできれいに残らずノートに写すが正答率は低くく、なかなか先に進まない子」がいます。すべての男子、あるいは女子がそうというわけではありませんが、この男女差は明らかです。
　まあ、大人の男性に「話を聞け！」あるいは、女性に「地図を読め！」と言っても始まらないのですから、子たちに対してもその脳の構造の違いを認めたうえでアプローチしていく必要があります。

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　先週末は近隣の中学校の体育大会に保護者として行きましたが、今年から体操服につける「ゼッケン」が無くなっていました。自分の子どもを見分けるのに少し不便になりましたが、余計な仕事が無くなって歓迎している親御さんも多いのではないでしょうか。また、従来の軍隊式の入場行進が緩やかな歩調に変わっており、心なしか子どもたちも伸び伸びしていました。
　考えてみればどちらも「今まで何のためにやっていたのか？」というものです。他にも夏の制服のワッペンが不要になったり、紺色のポロシャツが導入されたり目に見える変化があります。ぜひ、この調子で公教育も過去の陋習を破壊していってもらいたものです。

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　社会に出ると「コミュニケーション能力」が重要視されますが、子供たちのコミュ力もさまざまで、たまに、幼いころからその能力がとても高い子がいます。
　今日は教室で小学3年の生徒と下記のようなやり取りがありました。

私「明日、運動会あるの？」
生徒「明日は、（雨で前回できなかった）小4～小6だけで、小3はないよ」
私「じゃあ、明日は学校お休みなの？」
生徒「月曜日が休み（運動会の代休）だから、明日は授業あるよ」

これだけの簡単なやりとりですが、こちらからの問いかけに対して的確にその理由や背景を話しており、この子のコミュ力の高さにとても驚かされました。

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