城南コベッツ学芸大学駅前教室

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学芸大学駅前教室のメッセージ

【雑学】軟水と硬水

2024.03.15

こんにちは。

講師のIです。

先日、国立科学博物館で行われていた「和食展」に行ってきました。(現在は終了済みTT)
今回はそこで興味深かった軟水・硬水についてお話ししようと思います!

皆さんは、日本で一般的に飲まれている水は軟水と硬水のどちらかご存じですか?
日本で採れる水は、ほとんどが軟水になっています。

では、そもそも軟水と硬水は何が違うのでしょうか?
その違いは、カルシウムやマグネシウムの含有量(硬度)にあります。
含有量が低いものは軟水、含有量が高いものは硬水、となります。

日本では採れる水のほとんどが軟水です。
つまり、山から流れ出てくる水はあまりミネラルを含んでいないわけです。
なぜそうなるのかは地形が大きく関係しています。
日本は地面の隆起によって出来た島であり、その面積の4分の3は山地にあたるといわれています。
そのため日本の斜面は傾きが急で、雨として降ってきた水がミネラルを含む前に流れきってしまうのです。
一方ヨーロッパは、日本とは比べ物にならないくらい大きな大陸です。
それに加えて山地の傾きも緩やかなものが多くなっています。
そのため、ヨーロッパの水はゆっくり流れる間に多くのミネラルを含み、硬水となるわけです。

日本でずっと親しまれてきた軟水は、硬度が低い分ほかの栄養などを吸収することが出来ます。
和食に必要不可欠な出汁は、その特徴を活用しているのですね。
最近では硬水はダイエット向きだ、と流行っているようです。
飲み比べたり使い比べたりしたら身近なところにも面白い発見があるかもしれません!