大泉学園町7丁目教室のメッセージ
成績の上がるノート術
2024.01.14
こんにちは!
本日はノートの使い方についてのお話です。
生徒たちのノートを見ていて、成績の良い子と、
そうではない子のノートにはある傾向があると感じています。
どういうことかというと...
【成績が伸びない子のノート】
勉強しても伸びづらい子のノートは大きく2つに分かれます。
一つ目は、まともにノートが活用できていないケースです。
問題の写し間違い、極端に文字が小さい(大きすぎる)、行間が詰め詰めで読みづらい、
筆圧が弱く自分の文字でさえ見間違う、
男の子に多いのは乱暴な字でメモ以下といっても言い過ぎではないようなノート。
これらを矯正することは非常に根気がいりますが、丁寧に直していかなくてはなりません。
そしてもう一つ、意外に思われるかもしれませんが、丁寧すぎるノートも注意が必要です。
カラフルに色分けされていて、参考書を丸写ししたようなよくまとめられているノートで、
一見するととてもよく学習していることが想像できそうなノートです。
なぜこれがダメかというと、生徒の目的が、内容を理解するためというよりは、きれいなノートづくりに気持ちが向いてしまうからです。
きれいならいいじゃないかと思われるでしょう。
しかし、まるで参考書のようによくまとめられているノートなんて必要でしょうか?
それならば教科書や参考書に付箋を貼ったり、書き込みをしたりしたほうがよほど役に立ったりしませんか?
このような生徒は、たいがい情報の選択ができないので、すべて書き込もうとします。
結局ただの教科書の書き写しになっていることが多いです。
【成績の上がるノート術とは?】
しかし、本当に必要なことは、自分が気になったポイントや、問題を解いたノートであれば、間違いの理由や自分のミスしやすい傾向などを簡素にメモしておくことです。
まとめノートは自分で作るより、教科書や参考書に直接書き込むか、付箋に書き込んで張り付けるほうが役に立つと思います。
それでは、どういうノートが学習を効果的にするのでしょう?
たとえば、
問題集の解答解説を自分のノートに作ってみませんか?
全問そうする必要はありませんが、
自分が解けなかった問題や、間違いやすい問題の解き方はポイントをまとめたノートを作ることは有効なノート術だと思います。
通常問題集の解説は、ページの関係で全問詳細な解説文はありませんし、
あったとしてもわかりやすく書かれているものは少ないと感じます。
そうであれば、自分で作ってしまいましょう!
その際、自分のためというよりは、誰かに教えるための解説だと思って作ってみましょう。
「最も効果的な勉強法は人に教えることだ」
という話を聞いたことがありませんか?
お約束します。
これまで理解できなかったこと、すぐ忘れてしまうようなことが、
自分でも信じられないくらい理解でき、忘れなくなるでしょう。
ぜひお試しを!