2022.06.21
こんなとき、どうしたらしっかり勉強できるのか?
●勉強のやる気を出す方法
受験勉強には大中小の3段階の目標が必要です。
それぞれ3段階の目標の作り方について説明しましょう。
大・中・小 3段階の目標を設定する
まず大目標といって、これは例えば大学受験生にとっては志望大学合格です。
志望大学に合格するということが大学受験の一つの大きな目標になるので、「この大学に合格するために勉強を頑張るぞ!」という風に志望大学を明確にすることですね。
ただし、大目標だけを見てても、一足飛びにはここに行けません。
そこで、その次に何が大事になってくるかというと、志望大学に合格したい、その思いを成し遂げるためには具体的に何が必要なのかを明確にすること。
それが中目標です。
大目標が志望大学合格なら、一番良い中目標の設定方法は、「一冊の教材を完璧にする!」ということです。
1冊の教材や参考書を7回8回9回と反復して自分の潜在意識の中に入れていく。
1回2回では忘れてしまったり試験本番で出てこなかったり、もしくは応用問題が出て全く閃かなかったりします。
ところが、7回8回9回と繰り返し問題をやっていたら成績が確実に上がっていきます。
これが中目標「一冊の教材を完璧にする!」です。
そしてその中目標を実際に実践していくためには何が大事になってくるかと言うと、小目標です。
今日やるべきことを宣言して行動していく、というところです。
大目標だけ見て「志望大学合格できるかな、できないかな」みたいなことばっかり気にしていたり、 模試の成績を気にしていたりして、気持ちが揺れてしまう人は多いと思います。
だからこそ、この小目標が重要です。
小目標すら達成できない人間が、大目標を一体どうやって叶えるんだということですね。
小目標というのは今日の自分に対する約束。
今日は数学の問題をこれぐらい解くとか、英語の音読を必ずやるとか、 過去問を実際に解くという風なことを、
自分に宣言してそれを行動に移していくということを徹底します。
これを徹底することで自分のことが信じられるようになっていきます。
自分は今日は自分の夢に対して裏切らなかった。
どんな事を言われようがどんな絶望的な状況であろうが、自分は自分のことを裏切らなかった。
自分は今日一日をやりきったんだというような 高いセルフイメージを持てるようになります。
自分に自信が持てたり、絶対合格できると確信できるようになった人というのは、この3段階の目標を必ず立てて、実行しています。
ぜひやってみましょう。
●ハードルを下げてできることからまずやる
やる気が出ない時は、まずはとにかくハードルを下げてできることからやりましょう。
10時間勉強とか無理な目標を設定してはいけません。
それで三日坊主でできない自分に萎えて、自信をなくして潜在意識が汚れていき、「やっぱり自分はダメなんだ・・・」と悪循環に入っていきます。
なので、まずはハードルを下げて、できることからしっかりとやって自分に対する自信をつけてセルフイメージを高めていくことが重要です。
小さい宣言→行動→達成。
このサイクルを積み重ねていきましょう。
●やる気が出なくてもいいから机に向かう
どんなにやる気が出ない日も必ず机に向かうようにしましょう。
もし仮に勉強机に向かえない日でも常に教材を持ち歩くようにします。
今日はやる気でないなと言って勉強時間をゼロにしてしまうのはよくありません。
必ず少しでもいいので自分がやると決めた勉強をやることが出来ればそれだけでいいのです。
1日の中でやる気の上がり下がりというのは当然あります。
「やる気が出てきたな」とか「今だったら集中できるな」という時に机の前に座っていること、もしくは参考書を持ち歩いているかどうかが重要なのです。
もしその時に勉強道具がないという風になると、その 瞬間のやる気がふっと逃げてしまいます。
ですので、とにかくいつでも勉強できる準備をしておく。
心がついてこなかったとしても物理的に環境的には常に勉強できるようにしておくという準備が必要です。
それではまた!
イムラン
#勉強やる気
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イムラン
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