小学校・中学校の授業の違い
2023.04.05
前回は、「中1ギャップ」について2つのことをお伝えしました。
- 環境の変化は、勉強や人間関係をやり直すチャンス
- 中学1年生は「基礎づくりのとき」
詳しく知りたい人は、前回の記事を読んでくださいね!
それでは、今回の本題です。
「中学校の授業で遅れを取らないか、心配」
「中学校で上位の成績を取りたいけど、できるだろうか」
小学校と中学校の授業は全く違うため、こんな風に心配になりますよね。
しかし、授業の違いを知ってポイントを押さえれば、効率的に成績を伸ばせます。
本記事を読めば、以下のことがわかります。
- 小学校と中学校の授業の違い
- 中学校の授業を受けるポイント
それでは具体的に解説します。
小学校・中学校の授業の違い
小学校と中学校での授業の大きな違いは、次の4点です。
- 授業がスピードアップする
- 「授業で触れた=理解した」という前提で進む
- 中間・期末・学年末の試験がある
- 科目ごとに、担当の先生が違う
中学校の授業では、学習内容が定着するまでじっくりと行ってはくれません。
一度授業で触れたら、理解しているという前提で次に進みます。そのため、分からないことをそのままにしておくと、以下のような悪循環が起こります。
↓ 理解できていない ↓ 次の授業は、理解している前提で進む ↓ 次の授業も理解できない(以下くり返し) |
また、約2ヶ月に一度、中間・期末・学年末試験があり、3日ほどかけて全教科の試験を受けます。そのため、授業を理解するだけでなく、しっかり記憶して活用できるようになっておく必要があります。
だからこそ、中学校では「予習」「授業」「復習」がとても重要です。
科目で担当の先生も違うため、授業の進め方や宿題もさまざま。自分なりのルールを持って学習に挑むことが大切です。
「なんだか、難しそう!自分には無理そう!」と感じてませんか。
心配しなくても大丈夫。ポイントを押さえて、中学校の学習をスムーズに進めましょう。
中学校での授業の受け方のポイント
中学校での「予習」「授業」「復習」について、ポイントを5つお話します。
- 予習 :教科書や塾で、予習する
- 授業中:質問は自分に回ってくる前提で考える
- 授業中:ノートをとるのは、復習のため
- 授業中(後):理解できないことは、必ず解決する
- 復習 :宿題はテストをしながら行う
この中で、最も大切なのは「予習」です。
教科書や塾などで前もって学んでおくと、授業中に先生が説明する内容が、頭に入ってきやすいからです。
具体的には以下のような流れで、学習の好循環が生まれます。
↓ 授業中の説明を理解しやすい ↓ 授業中の応用問題や活動に集中できる ↓ 宿題(復習)で、さらに知識が定着する (以下くり返し) |
このように、予習をすることによって、学習効果が倍増します。
今回は、「予習」「授業」「復習」についてのポイントを簡単に説明しました!
次回は、それぞれの具体的な方法を解説します。