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テスト計画を作る時のポイント!
2023.04.15
前回は、定期テストの重要性や勉強の仕方について解説しました。
中間テストは5教科、期末テストは9教科のテストを3日ほどかけて行います。
こちらの記事では「うまくテスト計画が立てられるか不安」という人へ、テスト計画の立て方やポイントについて解説します。
テスト計画を作る時のポイント
テスト計画の立て方のポイントは次の通りです。
● 具体的な「やることリスト」を作る |
中間テストは2週間前から、期末テストは3週間前から始めましょう。期末テストは9教科のため、早めのテスト勉強が必要です。
2週間前にはテストの範囲が配られるのが一般的。「早く勉強が始めたいのに、範囲がわからないから計画が立てられない!」と心配しなくても大丈夫。テスト範囲がどこから始まるかは予想がつきます。
例えば「前回のテスト範囲が50ページまで」だったなら「今回のテスト範囲は51ページから」です。
スケジュールに応じた計画を立てる
みなさんは、次のような日はそれぞれ、どれくらいの勉強時間が確保できるでしょうか。
- 部活がある日
- 塾や習い事がある日
- 学校だけがある日
- 完全にお休みの日
テスト前に必要な時間は、平日は3時間・休日は5時間くらい。部活や習い事がある人は、1週間の勉強時間(25時間)で計画を立ててください。
ある研究結果によると、学校の授業以外の勉強時間が120分以上の生徒が、学力が高くなる傾向があります。テスト前はプラス1時間の3時間勉強できると理想的ですね。
(参照:中学生の学習時間と学力の関連 : 1日の学習時間および家庭学習に着目して|岐阜大学教育学部研究報告)
やることリストは時間を決めて具体的に
「月曜日は国語と英語、火曜日は数学と社会」のようにざっくりした計画を立てる生徒がいます。これでは計画倒れになってしまうことが多いです。
次の点を確認しましょう。
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例えば、英語のテスト範囲で、覚えるべき英単語が100個あるとします。
テストまで2週間なら、1日10個の英単語を覚えて残りの4日は復習に当てられます。
5/15(月) (夕食前)18:30 -19:00 ✔︎ 社会:ワークp.54-57 間違えた問題のやり直し (夕食後)20:00-21:00 数学:ワークp.73-p75 間違えた問題のやり直し |
具体的な計画表を作っても、勉強できない日もあるかも知れません。終わった項目には✔︎をつけて、翌日や休日に繰り越せるようにしましょう。そのためにも余裕を持たせた計画が大切です。